セリエBの選手が、騒動の末に入院する事態となったようだ。 事件が起きたのは10日、セリエB第33節のユーベ・スタビアvsヴィルトゥス・エンテッラの一戦。この試合の54分に退場処分となったヴィルトゥス・エンテッラのイタリア人DFマウロ・コッポ…

セリエBの選手が、騒動の末に入院する事態となったようだ。

事件が起きたのは10日、セリエB第33節のユーベ・スタビアvsヴィルトゥス・エンテッラの一戦。この試合の54分に退場処分となったヴィルトゥス・エンテッラのイタリア人DFマウロ・コッポラーロ[写真右端]が入院することとなったようだ。

問題となったシーンは左サイドへのロングボールに対し、コッポラーロとルイジ・カノットが競り合いながら追いかけたが、接触に怒りを見せたコッポラーロがカノットを壁に押し付ける蛮行を見せて一発退場。主審は、喧嘩両成敗ということで、カノットにもレッドカードを提示していた。なお、試合は1-1のドローに終わった。

揉めたとはいえ、このシーン自体には大きなケガをする要素はなかったが、イタリア『Tuttomercatoweb』によると、試合後にもこのシーンについて激論が続いたとのこと。コッポラーロは、ユーベ・スタビアのスタッフと揉めた結果、入院するハメになったようだ。

報道によれば、コッポラーロは暴行を受けたため、検査を受けるために入院しているとのこと。現場には、警官とレガ・カルチョの幹部も同席したようだ。

コッポーラは現在23歳。U-17からイタリア代表に招集され、2017年のU-20ワールドカップにも出場。日本代表との対戦も経験し、3位に貢献していた。

また、ユーベ・スタビアは、現在20チーム中17位と残留争い真っ只中。このままではプレーオフに回ることとなる状況だ。