シティのファイナンシャルフェアプレー(FPP)違反を巡る判決が13日にも下るようだ。 欧州サッカー連盟(UEFA)のクラブ財務管理機関(CFCB)は今年2月、シティに対して、2012〜2016年にかけたスポンサー収入の水増しによるFFP抵触…
シティのファイナンシャルフェアプレー(FPP)違反を巡る判決が13日にも下るようだ。
欧州サッカー連盟(UEFA)のクラブ財務管理機関(CFCB)は今年2月、シティに対して、2012〜2016年にかけたスポンサー収入の水増しによるFFP抵触の重大な違反を主張。来季から2年間のUEFA主催大会出場禁止と3000万ユーロ(約36億2000万円)の罰金処分を科した。
この処分に納得がいかないシティはスポーツ仲裁裁判所(CAS)にすぐさま異議申し立て。先月上旬にビデオ会議でCASの審理が行われ、イギリス『BBC』が報じたところによると、週明けの13日にもその判決が言い渡される模様だ。
渦中のシティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督は10日、翌日11日に敵地で行われるプレミアリーグ第35節のブライトン&ホーヴ・アルビオン戦に先駆けた会見で、この件に関してこう述べたという。
「我々は準備ができている。この先の数年もフィールドに立ちたいから、チャンピオンズリーグ(CL)出場を許可する人々に対して、大きな自信と信頼がある」
ちなみに、シティに対する処分が覆らなかった場合、来季はCLやEL、そしてUEFAスーパーカップの出場も不可に。また、今季も熾烈なプレミアリーグのトップ4争いも状況が代わり、5位フィニッシュのクラブにCL出場権が巡ってくることになる。