現地時間10日22時よりラ・リーガ・サンタンデール第35節レアル・マドリー対アラベスの試合がエスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノで行われた。 7連勝中のマドリーが5連敗を喫して残り4節の段階でアシエル・ガリターノ監督を解任したアラベ…
現地時間10日22時よりラ・リーガ・サンタンデール第35節レアル・マドリー対アラベスの試合がエスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノで行われた。
7連勝中のマドリーが5連敗を喫して残り4節の段階でアシエル・ガリターノ監督を解任したアラベスを迎えた。
セルヒオ・ラモスとカルバハルを出場停止、マルセロを負傷で欠いたマドリーは立ち上がりから不安定な守備を露呈。右SBを務めたルーカス・バスケスのサイドからクロスを上げられると、フリーになったホセルにポスト直撃のシュートを浴びせられた。直後にもゴールライン上でカゼミロがクリアするなど不安定な立ち上がりになった。
キャプテンの欠場が大きく影響するかと思われたが、この試合でもペナルティキックで主導権を握った。10分、左ボックス内でメンディが倒されてPKを獲得。これをベンゼマが決めて先制した。(1-0)
その後のレアル・マドリーにはボックス内で相手をフリーにするシーンが散見されたが、クルトワのセーブや相手のミスにも助けられて前半を1点リードで折り返した。
4-4-2のアラベスのブロックをなかなか崩せなかったマドリーだが、後半の早い時間帯で追加点を奪った。ロドリゴのスルーパスにベンゼマが抜け出す。最後はベンゼマのラストパスをもらったアセンシオが蹴り込んだ。1度はオフサイドの判定になったがVAR判定の結果ゴールが認められた。(2-0)
前掛りになったアラベスの背後のスペースを突いたマドリーは、ベンゼマやロドリゴが複数の決定機を迎えたが、GKロベルトが好守を連発してこれ以上の失点を許さず。
マドリーのジダン監督は終盤に負傷明けのアザールを起用するなど余裕の采配をみせた。2-0で勝利したマドリーは連勝を8に伸ばしてタイトルに前進。敗れたアラベスは6連敗となり降格圏のマジョルカとの差は3ポイントに縮まっている。ヘタフェ、ベティス、最終節はバルセロナと対戦するアラベスは残留に向けて難しい相手が続く。
■レアル・マドリー 2-0 アラベス
11分:カリム・ベンゼマ(PK)
51分:マルコ・アセンシオ