チェルシーのアメリカ代表MFクリスチャン・プリシッチがプレミアリーグ参戦1年目を振り返っている。 2019年1月にドルトムントから完全移籍し、半年間のレンタル期間を経て、今シーズンからチェルシーでプレーするプリシッチ。プレミアリーグ第10節…

チェルシーのアメリカ代表MFクリスチャン・プリシッチがプレミアリーグ参戦1年目を振り返っている。

2019年1月にドルトムントから完全移籍し、半年間のレンタル期間を経て、今シーズンからチェルシーでプレーするプリシッチ。プレミアリーグ第10節のバーンリー戦で初ゴールを含むハットトリックを達成するなどインパクトを残したが、1月に負傷し長期離脱となっていた。

しかし、新型コロナウイルスの影響による一時中断期間が療養期間となり、再開初戦までに完治。すると、再開初戦でいきなりゴールを決めるなど、リーグ戦5試合で3ゴール2アシストの活躍を披露。全試合で得点に絡み、クラブの3位浮上に大きく貢献していた。

プリシッチはイギリス『スカイ・スポーツ』の独占インタビューに応対。ケガで離脱していた期間も「最初の試合のことが心の中にあった」と語り、肉体面とともに、精神面でも準備を整えていたと語っている。

「復帰して、フィールドへ戻ることにずっと飢えていた。ハードなトレーニングもしてきたし、今はインパクトを与えることができて本当に幸せだよ」

「アメリカに戻ってからもトレーニングできたし、同じように試合を続けられるようになっただけでなく、リハビリもして、フィットネスを100%整えて準備することが確認できた。だから、多くの人にとって本当に厳しい時期に、自分自身のためにできたことはひとつのポジティブなことだった」

プリシッチは、レアル・マドリーへ渡ったベルギー代表FWエデン・アザールの後継者として大いに期待されていた。徐々にその期待に応えるパフォーマンスを見せているが、新たな舞台となったプレミアリーグで序盤戦で適応に苦しんだことを告白した。

「加入した時は何を期待されているのかわからなかったね。でも、ハードワークし、フィールドに立ちたかったんだ」

「良い試合はいくつもあった。僕に完全な自信はなかったかもしれないし、全てを受け入れる準備も万全じゃなかった」

「でも、シーズンを通して少しずつ経験を積み、学んできたんだ。これからも選手として成長していきたいと思っているよ。今、とても調子が良いし、自信もある。それが一番大事さ」

「チームメイトからの信頼が増してきていると感じているし、それは僕にとって本当に重要だ。最高の気分だよ」