インテルは9日、セリエA第31節でヴェローナとのアウェイ戦に臨み、2-2で引き分けた。 前節ボローニャに逆転負けした3位インテル(勝ち点64)は、暫定ながらアタランタにかわされて4位に後退した中、3試合の出場停止から復帰したシュクリニアルが…
インテルは9日、セリエA第31節でヴェローナとのアウェイ戦に臨み、2-2で引き分けた。
前節ボローニャに逆転負けした3位インテル(勝ち点64)は、暫定ながらアタランタにかわされて4位に後退した中、3試合の出場停止から復帰したシュクリニアルが先発となり、2トップはルカクとサンチェスが組んだ。
8位ヴェローナ(勝ち点42)に対し、開始2分に失点する。シュクリニアルがラゾビッチにかわされボックス左角度の厳しい位置からGKのニアサイドを破られた。
いきなりの失点を喫したインテルはなかなか流れを引き寄せられずにいると、19分にはヴェローゾのミドルシュートが右ポストに直撃した。
直後にもディマルコのボレーシュートでゴールを脅かされたインテルは、前半半ば以降ガリアルディーニやブロゾビッチのミドルシュートで同点弾に迫るも、前半のうちに追いつくことはできず、1点ビハインドで後半へ折り返した。
それでも迎えた後半開始4分に同点とする。ボックス中央でルカクが反転から右足でシュートに持ち込み、ボールは右ポストに直撃。ルーズボールをカンドレーバが拾ってシュートを蹴り込んだ。
さらに55分、インテルが一気に逆転する。ガリアルディーニのパスをボックス右のカンドレーバがダイレクトでクロスを送ると、相手DFに当たってゴールに吸い込まれた。
逆転して以降はインテルが主導権を握り続け、ヴェローナの反撃を許さない。そして途中出場のL・マルティネスが3点目に迫るシュートを放っていたが、終盤の86分に追いつかれる。
ラフマニのドリブル突破を許してボックス右からマイナスに折り返されると、ヴェローゾにシュートを蹴り込まれた。
このまま2-2で終了。引き分けに終わり、アタランタに抜かれて4位後退となった。