マンチェスター・ユナイテッドを率いるオーレ・グンナー・スールシャール監督は、更なる公式戦無敗継続に向けて自信を示している。 ユナイテッドは今冬のポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスの加入、自慢のアカデミーの若手選手の成長も重なり、今年…

マンチェスター・ユナイテッドを率いるオーレ・グンナー・スールシャール監督は、更なる公式戦無敗継続に向けて自信を示している。

ユナイテッドは今冬のポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスの加入、自慢のアカデミーの若手選手の成長も重なり、今年1月22日に行われたプレミアリーグ第24節のバーンリー戦での敗戦以降、公式戦16試合無敗(12勝4分け)を継続中だ。

そして、9日に行われるプレミアリーグ第34節では17戦無敗を目指し、降格圏の19位に低迷するアストン・ビラと敵地で対戦する。

両チームの現状、ユナイテッドが1995-96シーズンの開幕節以降、ビラとのアウェイ戦20試合無敗を継続中というデータを考えれば、17戦無敗継続は濃厚と見られる。

そういった中、同試合に向けた前日会見に出席したスールシャール監督は、チーム好調の秘訣を口にしている。クラブ公式サイトがノルウェー人指揮官のコメントを伝えている。

「フットボーラーは冷蔵庫を開けて何かをさっと取り出すように“自信”を手にできるわけではない。日々のトレーニングでの積み重ねがそれを与えてくれる。そして、もちろん結果も重要だ」

「16試合負けていない、という事実は我々に自信を与えてくれる。しかし、それは、本来マンチェスター・ユナイテッドが目指すべき場所からはほど遠い」

「自分たちがやるべきことにしっかり集中できてさえいれば、我々はまだこの先も無敗を続けていくことができる。次の試合、そして、その次の試合でもだ。現状においても気づいたら、16戦まで来ていた。だから、これからも続けていけるはずだ」

また、今節で勝ち点3を手にできた場合、4位のレスター・シティとの勝ち点差が1ポイントに縮まることになり、最終節の直接対決で引っくり返せる可能性が出てくる。ただ、スールシャール監督はあくまで目の前の試合に集中すべきだと主張している。

「この先どうなるかはわからない。まだ多くの試合が残っているのだからね。とにか、く次の試合にだけ集中することだ。そうして1戦1戦、勝利を重ねていけば、トップ4に到達できる」

「したがって、他者を計算に入れるべきではない。自分たちでそれを実現することが大切だ。そうすることで、チームが成長し、次のシーズンには自分たちよりも上位にいたチームを相手に、違ったチャレンジを挑むことができるようになる」