南野拓実の所属するリバプールは8日、プレミアリーグ第34節でブライトンとアウェイで対戦し、3-1で勝利した。南野は87分からプレーした。 前節のアストン・ビラ戦を完勝で終え、大敗を喫したマンチェスター・シティ戦からのバウンスバックに成功した…

南野拓実の所属するリバプールは8日、プレミアリーグ第34節でブライトンとアウェイで対戦し、3-1で勝利した。南野は87分からプレーした。

前節のアストン・ビラ戦を完勝で終え、大敗を喫したマンチェスター・シティ戦からのバウンスバックに成功したリバプールは、開始早々に試合を動かす。6分、敵陣でハイプレスをかけたN・ケイタがボックス左でプレパーからボールを奪うと中央へラストパスを供給。フィルミノのスルーしたボールを逆サイドから走り込んだサラーがゴールに流し込んだ。

幸先良く先制したリバプールは、8分にもN・ケイタのパスカットからカウンターでチャンスを迎える。フィルミノの縦パスをボックス右手前のサラーが落とすと、ペナルティアーク手前に駆け上がったヘンダーソンがダイレクトシュートをゴール左に突き刺した。

立て続けの2ゴールで主導権を掌握したリバプールだったが、クーリングブレイク直後の26分にピンチを迎える。最終ラインダンクのロングフィードに抜け出したグロスがボックス右から侵入しクロスをトロサールが流し込んだが、これはグロスの抜け出しがオフサイドだったためノーゴールに。

このまま前半終了かと思われたが、リバプールは前半終了間際に1点を返される。45分、右サイドを持ち上がったランプティの右クロスをボックス中央のトロサールがハーフボレーでゴールに突き刺した。

迎えた後半、リバプールは初スタメンのウィリアムズを下げてロバートソンを投入。立ち上がりはブライトンにやや押し込まれたリバプールだが、54分にチャンス。N・ケイタのスルーパスに反応したサラーがボックス右まで切り込みシュートを放ったが、これは相手DFのブロックに阻まれた。

一進一退の展開が続く中、リバプールは61分にチェンバレンとN・ケイタを下げてマネとファビーニョを投入。すると76分、ロバートソンの右CKをニアに走り込んだサラーがヘディングでゴール右隅に流し込み、リバプールが待望の追加点を奪った。

ブライトンを引き離したリバプールは、80分に相手選手との接触で左ヒザを痛めたヘンダーソンに代えてミルナー、87分にフィルミノを下げて南野を投入した。

その後も危なげない試合運びを見せたリバプールは、試合終了間際にサラーにハットトリックのチャンスが訪れるも、ヘディングシュートは枠の上。この直後に試合終了の笛が鳴り、3-1で試合終了。リバプールがプレミアリーグ史上最速での30勝目を飾った。