ボローニャは8日、セリエA第31節でサッスオーロをホームに迎え、1-2で敗れた。ボローニャのDF冨安健洋はフル出場している。 前節インテル戦を18歳の新星ジュワラの活躍で逆転勝利した9位ボローニャ(勝ち点41)は、ヨーロッパリーグ(EL)出…

ボローニャは8日、セリエA第31節でサッスオーロをホームに迎え、1-2で敗れた。ボローニャのDF冨安健洋はフル出場している。

前節インテル戦を18歳の新星ジュワラの活躍で逆転勝利した9位ボローニャ(勝ち点41)は、ヨーロッパリーグ(EL)出場圏内の7位ミランとの5ポイント差を維持した中、冨安が引き続き右サイドバックで先発となった。

10位サッスオーロ(勝ち点40)に対し、開始2分にパラシオのミドルシュートがバーに直撃したボローニャ。

だが、その後はサッスオーロに押し込まれる展開が続き、30分にはベラルディのミドルシュートでゴールを脅かされる。

守備に徹していた冨安はハラスリンと対面し仕事をさせずにいたが、41分に失点に絡んでしまう。右サイドからのクロスボールをファーサイドで受けたベラルディに対して冨安が対応したが、深い切り返しでスライディングタックルをかわされ右足でシュートを蹴り込まれた。

ボローニャが1点ビハインドで迎えた後半、57分に加点されてしまう。ボックス左に侵入してきたデフレルのシュートはGKスコルプスキが防いだものの、ルーズボールをハラスリンに蹴り込まれてしまった。

2点を追う展開となったボローニャはサンソーネとドミンゲスを投入するも、終盤にかけても目立った決定機を生み出せない。

そんな中、追加タイム1分に冨安がゴールを演出する。ボックス右深くでスルーパスを受けた冨安がマイナスに折り返し、DFにディフレクトしたルーズボールを拾ったバロウがゴールに蹴り込んだ。

しかし反撃はここまで。1-2で敗れ、7位ミランとの勝ち点差を8に広げられ、EL出場権獲得が遠のいた。