マンチェスター・シティは8日、プレミアリーグ第34節でニューカッスルとエティハド・スタジアムで対戦し、5-0で勝利した。ニューカッスルの日本代表FW武藤嘉紀は84分から出場。 6月末に行われたFAカップ準々決勝の同一カードとなった一戦に向け…

マンチェスター・シティは8日、プレミアリーグ第34節でニューカッスルとエティハド・スタジアムで対戦し、5-0で勝利した。ニューカッスルの日本代表FW武藤嘉紀は84分から出場。

6月末に行われたFAカップ準々決勝の同一カードとなった一戦に向けてグアルディオラ監督は、直近のサウサンプトン戦から先発メンバーを5人変更。スターリングやベルナルド・シウバ、フェルナンジーニョらに代えてフォーデン、デ・ブライネ、ロドリらを先発で起用した。

来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権をより確実なものにしたいシティは、立ち上がりからボールを保持すると10分にスコアを動かす。左サイドでサイドチェンジを受けたデ・ブライネがにボックス左のスペースへパスを送ると、ボックス左深くまで抜け出したシルバの折り返しをガブリエウ・ジェズスが右足で流し込んだ。

幸先良く先制したシティは、その後も相手にチャンスを与えない試合展開で進めていく。すると21分、敵陣中盤でボールを奪ったシルバが素早く前線に展開すると、フォーデンを経由してボックス左深くに抜け出したデ・ブライネがマイナスの折り返しを供給。最後はマフレズが左足でゴール右隅にシュートを流し込んだ。

攻撃の手を緩めないシティは40分、シルバが敵陣でハイプレスをかけるとシェルヴェイがボールをロスト。これをボックス左で拾ったガブリエウ・ジェズスが中央へラストパスを送ると、走り込んだフォーデンが右足で合わせたが、シュートはわずかにゴール右へ逸れた。

後半開始からウォーカーとギュンドアンを投入したシティは59分、左サイドからカットインしたガブリエウ・ジェズスがボックス手前に降りたフォーデンとのワンツーでゴール前まで侵入すると、守備に戻ったリッチーのオウンゴールを誘発し、3点目を奪取。

勢いの止まらないシティは、66分にもペナルティアーク手前で獲得したFKをシルバが直接ゴール左に突き刺し、試合を決定づける4点目。

何とか一矢報いたいニューカッスルは、84分から武藤とアツをピッチに投入。しかし、後半アディショナルタイムには途中出場のスターリングがゴールネットを揺らされ万事休す。

リーグ戦6試合無敗のニューカッスルに大勝したシティは、ホームでのクリーンシート記録を5試合に伸ばした。