現在フランスで行われているエキシビション大会「アルティメット・テニス・ショーダウン」で、試合中に我を忘れて大暴れしたことが話題となった21歳コランタン・ムーテ(フランス)。今度は世界6位ステフ…

現在フランスで行われているエキシビション大会「アルティメット・テニス・ショーダウン」で、試合中に我を忘れて大暴れしたことが話題となった21歳コランタン・ムーテ(フランス)。今度は世界6位ステファノス・チチパス(ギリシャ)と、試合中に激しい口論を繰り広げた。【実際の映像】大暴れの21歳、チチパスと激しく口論【実際の映像】その後も猛抗議で、チチパス呆れ顔...

イギリスBBCによるとムーテは、彼がサーブを打とうとした際に陣営席でチチパスの父親が話していたと言い、そのことをきっかけに大声をあげてチチパスと言い合いに。

そして「敬意がない」などと発言し、「ステファノスは良い人だから、彼のことは言わない。でも彼の父親は愚か者だし、誰もがそう思っている」とかなり激しく非難した。

これに対しチチパスは、次のように父を擁護した。

「父はサーブの前に僕を励まそうとしたのであり、本当に妨害をしているわけではないんだ。対戦相手はそれに対して大騒ぎしているんだ」

現在世界ランキング75位のムーテは、先日の同胞リシャール・ガスケ(フランス)との試合ではフラストレーションを抑えられなくなりコート上で感情を爆発。ラケットを蹴り飛ばし、放り投げ、さらにコートの後ろの壁にパンチを連打した。

またチチパスとの試合ではその後、判定が覆ったことにより主審に詰め寄り、チチパスがうんざりしたような呆れ顔を見せるシーンも。この試合は結局チチパスが勝利を収め、準決勝に進出している。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP250 ドーハ」でのムーテ

(Photo by Quality Sport Images/Getty Images)