ラツィオは7日、セリエA第31節でレッチェとのアウェイ戦に臨み、1-2で敗れた。 前節ミラン戦ではインモービレを出場停止で欠いたこともあり完敗して首位ユベントスとの勝ち点差を7に広げられた2位ラツィオ(勝ち点68)は、出場停止明けのインモー…

ラツィオは7日、セリエA第31節でレッチェとのアウェイ戦に臨み、1-2で敗れた。

前節ミラン戦ではインモービレを出場停止で欠いたこともあり完敗して首位ユベントスとの勝ち点差を7に広げられた2位ラツィオ(勝ち点68)は、出場停止明けのインモービレとカイセドが2トップを形成した。

18位レッチェ(勝ち点25)に対し、ラツィオは開始2分に失点しかける。マンコースにボックス手前左から強烈なミドルシュートを叩き込まれたが、VARの末にマンコースにハンドがあったとして取り消しとなった。

すると5分、ラツィオが先制する。インモービレがGKガブリエウにチェイスしてキックミスを誘うと、ルーズボールをパローロがシュート。ガブリエウはセーブするも、ルーズボールをカイセドが詰めた。

先制後、敵陣で試合を進めていたラツィオだったが、31分に同点とされる。右サイドでパスを受けたファルコのクロスをババカルにヘッドで押し込まれた。

一瞬の隙を突かれて試合を振り出しに戻されたラツィオは、追加タイム1分にPKを献上する。ショートカウンターを受けた流れから、ボックス内のパトリックが相手の突破を止めようとした際にボールが手に当たってしまった。

しかし、キッカーのマンコースはシュートを枠の上に外して助かり、前半を1-1で終えた。だが迎えた後半、3枚替えを敢行し、ミリンコビッチ=サビッチらを投入した中で開始2分、ラツィオはCKからルシオーニにヘディングシュートを決められ、逆転されてしまう。

引き分けでも痛いラツィオは69分にルイス・アルベルトのミドルシュートでゴールに迫ると、直後のCKからルイス・フェリペのヘディングシュートが枠を捉えたが、ゴールライン上のペトリッチオーネにカットされてしまった。

終盤の87分にはアディナカイのゴール至近距離からのヘディングシュートがGKガブリエウのファインセーブにより止められ、万事休す。降格圏に沈む相手に敗戦し、ユベントスとの勝ち点差を詰めるチャンスを逃した。