サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。 今回は元ウェールズ代表FWのクレイグ・ベ…

サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。

今回は元ウェールズ代表FWのクレイグ・ベラミー氏がマンチェスター・シティ時代に決めたゴールだ。

ニューカッスルやリバプール、マンチェスター・シティなどでプレーしたベラミー氏は、プレミアリーグで70ゴールを記録。7つのクラブでゴールを挙げた。

その中でも、シティ時代の2009年9月20日に行われたプレミアリーグ第6節、マンチェスター・ユナイテッドとのダービーでは見事なゴールを決めている。

ユナイテッドに2-1と1点勝ち越された後の52分、シティはすかさず同点に追いつく。敵陣左サイドでボールを持ったベラミーは、DFジョン・オシェイに1対1を仕掛けると、カットインからそのまま右足を振り抜く。勢いに乗ったシュートは、相手GKベン・フォスターに触ることすら許さず、ゴール右上隅に突き刺さった。

“点を取ったら取り返す”のシーソーゲームの様相を呈したこの試合は、その後も両チームゴールを重ね、後半アディショナルタイムに途中出場のFWマイケル・オーウェンが決勝点を決め、4-3とユナイテッドの劇的勝利で激闘の幕がおろされた。