ますます加熱するチャンピオンズリーグ(CL)出場権争い。前節はレスター・シティやチェルシー、マンチェスター・ユナイテッドが勝利を収めた一方、ウォルバーハンプトンがアーセナルに敗れて一歩交代。また、コロナ明けからガクッと調子を落としたシェフィ…

ますます加熱するチャンピオンズリーグ(CL)出場権争い。前節はレスター・シティやチェルシー、マンチェスター・ユナイテッドが勝利を収めた一方、ウォルバーハンプトンがアーセナルに敗れて一歩交代。また、コロナ明けからガクッと調子を落としたシェフィールド・ユナイテッドも厳しい状況に。

残り5試合となる中、3位のレスター(勝ち点58)は7位のアーセナル(勝ち点49)と対戦。ブレイズ同様、こちらも再開以降は調子を落としていたが、前節のクリスタル・パレス戦で初勝利を収めた。この試合で2得点を挙げたヴァーディは得点ランキングで単独首位に。ようやくエンジンがかかってきたところだが、残り5試合で控えている対戦相手は、今節のアーセナルの他、トッテナムやユナイテッドと強者ばかりだ。

ここ数試合で連勝しているアーセナル(勝ち点49)は前節で7位に浮上。しかし、4位チェルシーとの勝ち点差は「8」でCL出場の目標は非現実的か。加えて残るカードもトッテナムやリバプール、マンチェスター・シティと難敵が顔を揃えている。

チェルシー(勝ち点57)はクリスタル・パレスとのロンドン・ダービー。前節はワトフォードに快勝し、ウェストハム戦の敗戦を払拭した。チェルシーもまた、リバプールやユナイテッド、ウルブズ戦が残されており、予断を許さない状況だ。

5位のユナイテッド(勝ち点55)は、再開後は3勝1分けと絶好調。いずれも快勝ばかりで、前節のボーンマス戦は今季のリーグ戦最多となる5ゴールを記録した。一方で今節の相手となるアストン・ビラは再開後未勝利で、確実に勝ち点3をモノにしておきたいところだ。

6位のウルブズ(勝ち点52)は連勝が続いていたが、上述したように前節のアーセナル戦を落としリーグ戦9試合ぶり黒星。上位陣とやや水をあけられてしまった。今節のブレイズ(勝ち点48)戦を含め、残り試合はエバートンやチェルシーといった強敵が待ち構えており、一度気を引き締め直す必要がありそうだ。

◆プレミアリーグ第34節

7/7(火)

《26:00》

クリスタル・パレス vs チェルシー

ワトフォード vs ノリッジ

《28:15》

アーセナル vs レスター・シティ

7/8(水)

《26:00》

マンチェスター・シティ vs ニューカッスル

シェフィールド・ユナイテッド vs ウォルバーハンプトン

ウェストハム vs バーンリー

《28:15》

ブライトン vs リバプール

7/9(木)

《26:00》

ボーンマス vs トッテナム

エバートン vs サウサンプトン

《28:15》

アストン・ビラ vs マンチェスター・ユナイテッド