チェルシーを率いるフランク・ランパード監督がイングランド代表FWタミー・エイブラハム(22)について、最近のゴール欠乏と契約交渉難航の関係なしを主張した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 ランパード新体制発足の今季、新たなゴールゲ…

チェルシーを率いるフランク・ランパード監督がイングランド代表FWタミー・エイブラハム(22)について、最近のゴール欠乏と契約交渉難航の関係なしを主張した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

ランパード新体制発足の今季、新たなゴールゲッターとしてブレイクを遂げたエイブラハム。ここまでプレミアリーグ29試合に出場して13得点4アシストの数字を残し、ブルーズのストライカーへ名乗りを上げている。

しかし、1月11日に行われた第22節のバーンリー戦以降はゴールなし。最近において、一時移籍が取り沙汰されたフランス代表FWオリヴィエ・ジルーに先発を奪われる試合も増えている。

一部では2022年まで残す契約の延長交渉がパフォーマンス低下の要因として報じられているが、ランパード監督はその憶測を否定。7日に行われるプレミアリーグ第34節クリスタル・パレス戦前の記者会見で、こう語っている。

「タミーの契約について、我々は危機的なレベルにはないと思う。私は彼とクラブに任せている。それついてはいずれ話し合うことになるだろう。今、彼の頭の中にはっきりと浮かぶものではないと思うし、少なくともあるべきじゃない。今、彼の頭の中に必要なのはスタメン、サブに関係なく、どれだけピッチ上でチームに貢献できるかだ」

また、エイブラハムに対して、トレーニングでハードワークを続けるよう促している。

「彼は本当に良いシーズンを過ごしてきたが、後半戦はあまり得点できていない。しかし、若手にこのような時期があるときはそこから抜け出す方法は1つしかない。それはトレーニングでの努力と繰り返しだ」

「今のタミーはその状況にいる。契約は彼とクラブの間でうまくまとまると思う。彼はシーズン序盤のようなパフォーマンスを発揮するために集中する必要がある」

「彼は試合中、相手DFの問題となり、定期的に得点を決めていた。それは全て彼がどのようにトレーニングし、努力していたかの結果だ。彼が常に維持していかなければならないことだ」