マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表DFルーク・ショーがチームの現状を語った。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。 新型コロナウイルスによる延期期間を挟み、公式戦16戦無敗を継続して、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権…
マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表DFルーク・ショーがチームの現状を語った。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。
新型コロナウイルスによる延期期間を挟み、公式戦16戦無敗を継続して、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を争う上位を猛追するユナイテッド。前節のボーンマス戦も1点を追う展開から終わってみれば5得点を挙げて、再開後3連勝を飾り、調子の良さを示した。
2012-13シーズンのサー・アレックス・ファーガソン体制終焉後、タイトルから縁遠い状況状況が続くユナイテッドだったが、左サイドバックの主力を張るショーはここ最近の戦いぶりから再建着手後のどの時期をも上回る“自信”と“変化”を感じているようだ。
「ここ数年はチームとして常にエキサイティングな戦いができたわけじゃなく、今の自分たちが感じているようなプレーができているわけでもなかった。今はこれまで以上に自信がみなぎっている状態だ。練習場の周りやピッチ上で自信満々さ。今は自信を持って、試合に臨めている」
「大きな転機は(昨年11月に行われた第11節で)ボーンマスに0-1で負けた試合だ。結果を出すのに苦労したが、それは正しい方向に向かっている表れだったとも思う。もちろん、最近の状況にはすごく満足している。もちろん、僕ら全員がまだまだ改善の余地を認識してもいるけどね」
オーレ・グンナー・スールシャール監督の仕事ぶりに対しても「監督の仕事ぶりは素晴らしい」と述べ、チーム全体の変化を口にしている。
「もちろん、彼が連れてきた選手たちやこれまでいた選手たちも含めて、全員が本当にうまくやっている。日々の練習場でも大きな幸福感が漂っていると思う。誰もが笑顔で、誰もが楽しそう。それこそがチームとして成功を収めるために重要だ。全員が同じ望みを抱き、ピッチ内外で仲が良い。グループのなかに大きな変化を感じる」
また、今冬にスポルティング・リスボンから加入後、プレミアリーグ9試合で6得点5アシストの活躍を披露して、確実にチームを勢いづかせているポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスについても言及。“ブルーノ効果”を認めた。
「ブルーノは今のユナイテッドで起こる変化、文化の大部分を占めている。ピッチ外の彼も素晴らしい男で、面白い。自分の能力にも大きな自信も持っていて、誰もそれを疑っていない。ピッチ上でもパーフェクトだ。チーム全体が変わったと思う。ポール・ポグバやマーカス・ラッシュフォードらケガ人も、今季中に復帰した。誰もが自分たちの力を出し切って、素晴らしい仕事ぶりをしている」
そして、ユナイテッドの目標が来季のCL出場権獲得だと語り、残り5試合の全勝に向けて意気込んだ。
「ベスト4、つまり来季のCL出場権は僕らの最大目標だ。マンチェスター・ユナイテッドは世界で最も大きなクラブの1つ。世界最大級の大会に参加する必要がある。今の僕らなら残り試合も勝っていけると思う」
「今季当初を振り返ってみると、ポイントを落としたり、苦戦したりする試合がいくつかあった。運を味方につけたい。あの当時の教訓を糧にして、残り試合で最大勝ち点を掴めると確信している。できない理由なんてない」