トッテナムを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、ハーフタイムに起こったチーム内での論争に見解を示した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 トッテナムは6日に行われたプレミアリーグ第33節でエバートンと対戦。24分にアルゼンチン代表MF…
トッテナムを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、ハーフタイムに起こったチーム内での論争に見解を示した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
トッテナムは6日に行われたプレミアリーグ第33節でエバートンと対戦。24分にアルゼンチン代表MFジオバニ・ロ・チェルソのシュートがオウンゴールを呼び込み、そのまま決勝点となって1-0で勝利した。
しかし、ハーフタイムに思わぬ一幕が。主将を務めるフランス代表GKウーゴ・ロリスが前半終了の笛とともに韓国代表FWソン・フンミンに詰め寄り、激しく口論している姿が見受けられた。論点は前半終了間際に決定機を作り出された場面でプレッシングをしなかったからだという。
この件について、モウリーニョ監督は試合後、コメント。チーム内での衝突にもかかわらず、「素晴らしいこと」とポジティブな反応だと受け止めた。
「おそらく、ミーティングの結果だろう。誰かのせいにしたいのであれば私だ。私が思うに、彼らは自分自身に対して甘い部分があった。だから、指摘した。もっと仲間に要求するようにとね。キャプテン(ロリス)はソンがチームのためにもっと頑張らなければならないと思ったのさ」
「いくつかの悪い言葉があったが、それはチームが成長するためにとても重要なことだったと思う。そのためには互いにもっと要求し、強い個性を持っていなければならない。ハーフタイムの時、私はあの反応を見て、彼らが最後まで団結してくれると信じていると言ったよ」
なお、ハーフタイムに激昂していたロリスは「すべての選手の間には多くの敬意があるんだ。僕とソンの間に起こったことはサッカーをしていると時々あることだ。何の問題もないよ」と振り返っている。