7月5日、サッカーゲーム『FIFA 20』を用いた11人制モードによるeスポーツ大会「FIFA 20 eS–League NationalTeam Battle 1st」が開幕した。サッカーゲームのオンライン大会を主催するeS-Leagueによる、初のアジア各国の代表チームを対象とした国際大会となる。

参加国は、自国にeS-Leagueが開催されているアジア諸国に出場資格がある。本大会は、インドネシア、シンガポール、ブルネイ、香港、マレーシア、日本の6ヵ国が出場。大会方式は、6ヵ国による総当たり2回戦(ホーム&アウェイ)のリーグ戦方式。勝ち点制度により順位が付けられ、最終節が終わった時点で、勝ち点が最も多い代表チームが優勝となる。

日本代表のキャプテンにはFC Onions(オニオンズ)所属、なるお選手。副キャプテンにはALTIMA(アルティマ)所属、ネスタリア選手と、EKUVO FC(エクボ)所属、ぷりも選手がそれぞれ就任した。3人はいずれも国内リーグ屈指の強豪クラブのオーナーまたは監督を務めている。また、海外チームとの対戦の場となる、アジアクラブ大会「FIFA20 eS-League ASIA CHAMPIONS」においても優秀な成績を残した実績がある。

優勝候補No.1の呼び声の高い日本代表だが、複数のクラブチームから収集した選手たちを、いかにしてワンチームとしてまとめていくのか、キャプテンたちの手腕が注目される。元サッカー日本代表の礒貝洋光氏も、eS-League日本代表チームに期待を寄せる一人だ。

■礒貝洋光氏からの応援メッセージ

■日本の初陣、ブルネイ戦に白星発進!第2戦、マレーシア戦は引き分け

本大会の初陣となるブルネイ戦は、ぶすけつ選手と、こうき選手の活躍により、ブルネイ代表チームに快勝。最終スコアを3対1とし、日本代表チームは白星発進を決めた。

この日、続けて行われた第2戦は、アジアの強豪で知られるマレーシア代表チームとの一戦。マレーシアは、eS-Leagueのアジア大会を制した経験のあるクラブチームからも選手を招集しており、日本の最大の難敵と言える。

試合は序盤でいきなり動き出す。前半22分、キャプテンの、なるお選手のミドルシュートが豪快に決まり日本が先制点を挙げる。その後はディフェンス陣の奮闘もあり、マレーシアに得点を許さなかった日本だったが、試合終了間際についに得点を許してしまう。第2戦は、1対1の引き分けに終わった。

7月6日現在、日本は1勝1分けの成績により、得失点差で首位に立つ。しかし優勝には、次のホームゲームのマレーシア戦は、絶対に負けられない戦いとなる。日本代表キャプテン、なるお選手の試合後コメントからは「無敗での優勝」という宣言が出た。第3戦以降の日本代表チームの戦いにも大いに期待したい。

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試合結果一覧
https://www.es-league.games/world/fifa/league/date.php?leagueno=0004

文●tatsu(eS-League)
編集●VAMOLA eFootball News編集部