サウサンプトンのラルフ・ハッセンヒュッテル監督が、マンチェスター・シティの攻略法について振り返った。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 前節、30年ぶりにリーグを制したリバプールを4-0で破り勢いに乗っていたマンチェスター・シティと…
サウサンプトンのラルフ・ハッセンヒュッテル監督が、マンチェスター・シティの攻略法について振り返った。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。
前節、30年ぶりにリーグを制したリバプールを4-0で破り勢いに乗っていたマンチェスター・シティとプレミアリーグ第33節で対戦したサウサンプトン。下馬評ではシティ有利であったが16分、ボールを回していたシティの最終ラインへ厳しいプレスをかけ、ピッチ中央付近でボールを奪うと、イングランド人FWチェ・アダムスが、前に出ていたシティのブラジル代表GKエデルソンの頭上を抜くロングシュートを決めて先制。この前半の得点を守ったサウサンプトンがシティ相手に金星を記録した。
試合後のインタビューに応えたハッセンヒュッテル監督は、先制点について、スイーパーGKとして知られるエデルソンの弱点を突く綿密なプランの結果であったと明かした。
「リベロのような役割を占めて味方のビルドアップにも参加するようなエデルソンのようなGKは、こちらが素早くボールを奪った時のポジショニングが常に完璧ではないことは分かっていた」
「我々のプランは、相手のミスを誘い、ミスがでたときに、冷静かつ素早い判断を下すことだった」
「(先制点のシーンは)素晴らしかった。チェがGKがかなり前に出てきていることを見て、完璧なワンタッチシュートを決めた。アンビリーバブルなゴールだったよ」
正確なキックが強みであるエデルソンの特徴を逆手に取った見事な戦略でシティから勝ちを奪ったサウサンプトン。これで順位を13位に上げている。