マンチェスター・ユナイテッドは6日、セルビア代表MFネマニャ・マティッチ(31)との契約を2023年6月30日まで延長したことを発表した。 今年3月にクラブが1年間の契約延長オプションを行使していたとされるマティッチは、現行契約が2021年…

マンチェスター・ユナイテッドは6日、セルビア代表MFネマニャ・マティッチ(31)との契約を2023年6月30日まで延長したことを発表した。

今年3月にクラブが1年間の契約延長オプションを行使していたとされるマティッチは、現行契約が2021年6月に終了予定となっていたが、今回新たに2年間の契約延長に合意した。

今後、3年間を引き続き赤い悪魔の一員としてプレーすることになったセルビア代表MFは、クラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。

「これからもこの偉大なクラブの一員であり続けられることをとても嬉しく思うよ」

「プレーヤーとしてまだまだ貢献できるし、多くのことを達成できると思っているよ。それをマンチェスター・ユナイテッドと共に成し遂げられることは、とても名誉なことだ」

「このチームの一員であることはとてもエキサイティングなことなんだ。僕らは若手とベテランのバランスがうまく取れていて、グループ全体で素晴らしい一体感を持っている」

「今はシーズンの重要な時期で、僕たちは良いプレーができている。今後も最高の形でシーズンを終えられるように戦い続けるよ。そして、素晴らしいサポーターを誇らしい気持ちにさせたいんだ」

一方、百戦錬磨のホールディングMFとの契約延長にオーレ・グンナー・スールシャール監督も満足感を示している。

「ネマニャが新契約にサインしてくれたことを嬉しく思う。彼の経験、プロフェッショナリズム、リーダーシップは、若く才能のあるプレーヤーが多いこのチームにとって非常に価値がある」

「我々は力強い中盤を持っているが、ネマニャの貢献によるところが大きい。ネマニャはここに3シーズン在籍しており、マンチェスター・ユナイテッドでプレーすることの価値を非常によく理解してくれている」

「彼は今でも非常に野心的であり、今後我々が数年間に渡って目標を達成していくうえで不可欠な存在だ」

2017年にチェルシーから加入したマティッチはここまで公式戦114試合に出場し、4ゴールを記録。スールシャール体制では、一時序列が下がってアトレティコ・マドリーやミランへの移籍の可能性が報じられた。だが、自らのパフォーマンスで信頼を獲得し、現在は中盤の主力として好調なチームを支えている。