バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長が、リーガの判定に関して苦言を呈した。スペイン『アス』が伝えている。 5日、ラ・リーガ第34節のアスレティック・ビルバオvsレアル・マドリーが行われ、0-1でマドリーが勝利。7連勝を飾った。 試…
バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長が、リーガの判定に関して苦言を呈した。スペイン『アス』が伝えている。
5日、ラ・リーガ第34節のアスレティック・ビルバオvsレアル・マドリーが行われ、0-1でマドリーが勝利。7連勝を飾った。
試合では71分にボックス内でブラジル代表DFマルセロが倒された際に、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入した結果PKの判定に。これをスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが決め、決勝点となった。
一方でビルバオのMFラウール・ガルシアがマドリーのボックス内で倒されたシーンでは、VARが使用されることなくノー・ファールの判定となり、物議を醸していた。
直近の試合でVARの判定がマドリーに有利に働くことはこれが初めてではないが、これを受けてバルセロナのバルトメウ会長は、スペイン『Movistar』のインタビューの中でVARの判定が特定のチームを助けていると批判した。
「ビルバオでの試合を観た。こう言ったことを言いたくはなし、繰り返しになるが、VARが適切に使われていないと思う」
「新型コロナウイルス(COVID-19)による中断が明けて以来、判定が公平ではなく、それが試合結果に表れており、同じチームをいつも贔屓しているように見える」
「スペインサッカー連盟にもこのことについてはVARが導入された当初にも話している」
「VARは審判をサポートするためにあるものだが、ここ数週間の中で、それが公平に使われていないことを示すケースをみんなが見ることができた思う」