2度にわたる右膝の手術と、その後のリハビリのため、今年はプレーしない予定のロジャー・フェデラー(スイス)。そのフェデラーの現在の回復状況について、コーチのセベリン・ ルティ(スイス)が語った。【本日6日17時から!】フェデラーがオンラインイ…

2度にわたる右膝の手術と、その後のリハビリのため、今年はプレーしない予定のロジャー・フェデラー(スイス)。そのフェデラーの現在の回復状況について、コーチのセベリン・ ルティ(スイス)が語った。【本日6日17時から!】フェデラーがオンラインイベントに出演!

フェデラーは今年の「全豪オープン」で痛めたこともあり、2月に手術を受けた。その際は6月からの芝コートシーズンでの復帰を予定しており、SNSでは3月末に雪が降るなかで壁打ちをする動画を公開し、4月頭には壁に向かって高速での連続ボレーを披露。順調な回復が期待されていた。

しかし、その後の状況は思わしくなかったようで「数週間前、初期のリハビリ中にぶり返しがあったため、右膝に追加の関節鏡手術を受けなければならなかった」と6月に再手術を受けたことを発表。

合わせて「最高のレベルでプレーするための100%の準備ができるよう必要な時間を取る予定だ」と、2020年はプレーを行わないことを発表した。

それから約1ヶ月程経ったが、コーチのルティは地元メディアに対して「ロジャーは順調だ」と語ったとテニス関連ニュースサイトTENNIS TONICが伝えている。

「2度目の手術後のリハビリは計画通りに進んでいるよ。まもなくフィットネストレーニングを開始する予定だ」「ロジャーが100%健康に戻ることが最優先だ。来シーズンに向けて完璧なコンディションを整えていきたい」

同メディアは、ルティはロジャーの状態についてストレートに発言することが多いため、これは明るいニュースだとしている。実際、フェデラーが2度目の手術を受ける前には、状態が良くない旨の発言をしていたという。

(テニスデイリー編集部)

※写真は南アフリカで行われたエキシビションマッチでのフェデラー

(Photo by Ashley Vlotman/Gallo Images/Getty Images)