サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。 今回はレアル・マドリーのクロアチア代表M…
サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。
今回はレアル・マドリーのクロアチア代表MFルカ・モドリッチがトッテナム時代に決めたゴールだ。
モドリッチは、母国のディナモ・ザグレブで活躍後、2008年に当時のクラブ史上最高額である2300万ユーロ(当時のレートで約37億6000万円)でトッテナムに移籍。トッテナムではすぐにレギュラーの座を確保し、クラブ史上初のチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献するなど、不動の地位を築いた。
トッテナムでのラストシーズンとなった2012年5月2日のプレミアリーグ第34節のボルトン戦では見事なゴールを決めている。
スコアレスで迎えた37分、トッテナムは左CKのチャンスを獲得すると、キッカーのMFラファエル・ファン・デル・ファールトは、ボックス外にいたモドリッチへとパス。
ゴールまで約30ヤード(約27.4m)の距離で受けたモドリッチは、胸トラップで落とすと、そのまま右足を振り抜いた。ややアウトにかかったシュートは、相手GKアダム・ボグダンから逃げるようにゴール右上隅へと吸い込まれた。
モドリッチはこのシーズン終了後にマドリーへと移籍。期待に違わぬ活躍を披露し、CL3連覇にも貢献し、2018年にはUEFAが選ぶ年間最優秀選手賞にも輝いている。