エバートンがデンマーク代表MFピエール・ホイビュルク(24)の獲得に本腰を入れる構えだ。イギリス『デイリー・メール』が報じている。

ラルフ・ハーゼンヒュットル体制下でキャプテンに任命されるなど、セインツの中心選手として活躍してきたホイビュルク。

しかし、セインツとの現行契約が2021年6月末までとなっている中、クラブと新契約を結ぶ意思はなく、今年に入ってステップアップを望む趣旨のコメントも発している。

そういった選手サイドの態度を受け、ハーゼンヒュットル監督は先日に腕章をはく奪し、イングランド代表MFジェームズ・ウォード=プラウズにキャプテンを変更。クラブサイドの強硬な態度を見ると、今夏の移籍市場での売却が既定路線と見られている。

そのセインツ元主将には、トッテナムとエバートンというプレミアリーグの2クラブが強い関心を寄せているという。

ジョゼ・モウリーニョ監督の好評価を含め、これまではトッテナムがより強い関心を示しているが、財政難のクラブにとってセインツが要求する3500万ポンド(約46億9000万円)と言われる高額な移籍金がネックとなっている模様だ。

トッテナムは、今冬にセインツへ貸し出しているイングランド人DFカイル・ウォーカー=ピータース(24)の譲渡を契約に盛り込むことで、キャッシュでの支払いを減らしたい考えだが、同じく財政難の相手クラブはあくまで前述の金額での売却を希望しており、交渉難航が予想されるところだ。

一方、トッテナムに比べて財政面の余裕があるエバートンは、セインツの要求額を支払うことで交渉を優位に進めていきたい考えのようだ。

なお、エバートンを率いるカルロ・アンチェロッティ監督は先日、獲得に動く可能性についての言及は避けたものの、「彼のことは知っている。良い選手だとね」と、ホイビュルクを評価していることを認めている。

ホイビュルクは2016-17シーズンにバイエルンからサウサンプトンへ完全移籍。以降は、球際の強さとポジショニング、パスセンスを武器に中盤の主軸に君臨し、今シーズンここまではリーグ戦30試合に出場している。