アーセナルのミケル・アルテタ監督は、敵地で勝利したウォルバーハンプトン戦の結果、内容ともに満足している。 リーグ2連勝中で8位に位置するアーセナル(勝ち点46)は4日、敵地で行われたプレミアリーグ第33節で6位のウォルバーハンプトン(勝ち点…

アーセナルのミケル・アルテタ監督は、敵地で勝利したウォルバーハンプトン戦の結果、内容ともに満足している。

リーグ2連勝中で8位に位置するアーセナル(勝ち点46)は4日、敵地で行われたプレミアリーグ第33節で6位のウォルバーハンプトン(勝ち点52)と対戦。

U-19イングランド代表FWブカヨ・サカとフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットが前後半の終盤にゴールを挙げ、課題の守備でも試合序盤からスペイン代表FWアダマ・トラオレへの守備対応に追われながらも、3試合連続クリーンシートを達成。難敵相手に2-0の勝利を挙げ、暫定7位に浮上すると共にヨーロッパリーグ(EL)出場圏内のウォルバーハンプトンとの勝ち点差を3ポイントに縮めている。

同試合後、アルテタ監督はイギリス『スカイ・スポーツ』で自チームのパフォーマンスを称賛している。

「選手たちの切り替えやエネルギー溢れるプレー、ピッチにいた全選手が最初から最後まですべてのボールに対して戦っていたことを嬉しく思うよ。それこそ私が彼らに求めているものだからね」

「良いプレーは幾つもあったし、我々のゴールも本当に素晴らしかった。ただ、我々には改善すべきところがある。ゲームマネジメントやゲームをより良く進めていくための指示といった部分だ。問題は主に後半に起こったが、我々は改善できるはずだ」

「少なくとも、精神面は非常に良かった。試合へのアプローチ、全てのボールに対してフルパワーで向かって行くという部分においてね」

「今日の結果は我々に力と勢いを与えてくれる。(公式戦)4連勝という結果は、これまでの状況や背景を考えると、簡単にできることではないからね。ただ、今は次のレスター戦に向けてしっかりとしたリカバリーをしたい。その試合で勝利できるように全力を尽くしたい」

「このチームはまだ生きている。共に苦労を楽しみながら乗り越えることができれば、より良いものが待っているはずだ」

また、アルテタ監督は今週にクラブとの新契約にサインし、この試合でプレミアリーグ初ゴールを挙げたサカについても言及。右ウイングのポジションで苦戦を強いられたことを認めながらも、自らの特長を出そうと腐心した末のゴールという結果に満足感を示している。

「そのポジション(右ウイング)でのプレーを求めたため、前半は少しだけ苦労していた。だが、彼は適切なタイミングを見つけた。彼にはそれができる。ボックス内に居るとき、彼は相手にとって非常に危険な選手となり、それをゴールで示してくれた。うまくいかないときもヘッドダウンすることなく働き続け、チームが勝ち点を得るのに貢献してくれた」