セリエA第30節、ラツィオvsミランが4日に行われ、0-3でミランが完勝した。 前節トリノに逆転勝利し、2戦連続での逆転劇となって首位ユベントスを4ポイント差で追走する2位ラツィオ(勝ち点68)は、インモービレとカイセドが共に累積警告で欠場…

セリエA第30節、ラツィオvsミランが4日に行われ、0-3でミランが完勝した。

前節トリノに逆転勝利し、2戦連続での逆転劇となって首位ユベントスを4ポイント差で追走する2位ラツィオ(勝ち点68)は、インモービレとカイセドが共に累積警告で欠場となった中、コレアとL・アルベルトが2トップを形成した。

一方、最下位SPALに何とかドローに持ち込む形となった7位ミラン(勝ち点43)は、カスティジェホが負傷欠場となった中、前節復帰したイブラヒモビッチが先発となった。

立ち上がりからボールを握ったのはラツィオとなったが、シュートにつなげることはできない。

すると23分、ミランが最初のチャンスで先制する。ボックス手前左からチャルハノールが右足を振り抜くと、DFにディフレクトしたシュートがGKストラコシャの頭上を越えてネットを揺らした。

さらに33分、サレマーカーズの右クロスがボックス内のラドゥの手に当たり、ミランにPKが与えられる。このPKをイブラヒモビッチが決め、ミランがリードを広げた。

ハーフタイムにかけてチャルハノールが負傷するアクシデントがあったミランだったが、ラツィオに流れを渡さず2-0で前半を終えた。

迎えた後半、負傷明けのイブラヒモビッチに代えてレビッチを投入したミランに対し、ラツィオはルーカス・レイバに代えてアタッカーのアディナカイを投入。

53分にラツィオはロングカウンターからL・アルベルトのラストパスを受けたラッツァーリがネットを揺らすも、オフサイドに阻まれる。

すると59分、ミランに3点目が生まれた。ボナヴェントゥーラのラストパスをボックス左で受けたレビッチが確実にシュートを流し込んだ。

敗勢のラツィオはミリンコビッチ=サビッチが負傷交代となった中、終盤にかけてもチャンスを生み出せずに完敗。エースを欠いた影響が大きく痛恨の黒星を喫し、ユベントスとのポイント差が7に拡大した。