チェルシーは4日、プレミアリーグ第33節でワトフォードとホームで対戦し、3-0で勝利した。 ミッドウィークに行われたウェストハム戦を打ち合いの末に敗れて3位浮上のチャンスを逃したチェルシー(勝ち点54)は、その試合から先発メンバーを4人変更…
チェルシーは4日、プレミアリーグ第33節でワトフォードとホームで対戦し、3-0で勝利した。
ミッドウィークに行われたウェストハム戦を打ち合いの末に敗れて3位浮上のチャンスを逃したチェルシー(勝ち点54)は、その試合から先発メンバーを4人変更。エイブラハムやコバチッチ、リュディガーらに代えてジルー、マウント、ズマらが先発に名を連ねた。
5試合ぶりの勝利を目指す17位のワトフォード(勝ち点28)に対し、立ち上がりから攻勢に出るチェルシーは18分に決定機。プリシッチのパスでボックス左から侵入したジルーがダイレクトシュートを放ったが、これはGKフォスターが左足で弾き出す。
その後もボールの主導権を掌握するチェルシーだが、自陣で堅固な守備ブロックを築くワトフォードの守備を前にフィニッシュまで持ち込めない状況が続く。
それでもチェルシーは、クーリングブレイクが明けた直後の28分にチャンス。バークリーのパスでゴールエリア左手前に抜け出したジルーがダイレクトシュートをゴール右隅に流し込んだ。
さらにチェルシーは42分、ドリブルでボックス左から侵入したプリシッチがキャプーに倒されPKを獲得。このPKをウィリアンがゴール右に決め、2点のリードで前半を終えた。
後半に入っても主導権を握るチェルシーは59分、ウィリアンのパスでゴールエリア左横に抜け出したジルーがシュート。さらに68分には、左サイドからカットインしたウィリアンのミドルシュートが枠を捉えたが、共にシュートはGKフォスターの好セーブに阻まれた。
その後も試合巧者ぶりを発揮したチェルシーは、76分にウィリアン、ジルー、マウントを下げてロフタス=チーク、エイブラハム、ハドソン=オドイを投入。続く78分にはカンテを下げてギルモアをピッチに送り出すなど、ランパード監督は過密日程に向けて主力を早めに休ませる。
81分には、チャロバーのパスにゴール前に抜け出したウェルベックに決定機を許したが、シュートはGKケパのファインセーブ。すると、チェルシーは後半アディショナルタイム2分にバークリーがダメ押しとなるゴールを記録。そのまま試合は終了し、チェルシーが3-0で快勝した。