4日、明治安田生命J1リーグ第2節の柏レイソルvsFC東京が三協フロンテア柏スタジアムで行われ、0-1でFC東京が勝利した。 2月21日に開幕を迎えたJ1だったが、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受けて中断。約4カ月が経過…
4日、明治安田生命J1リーグ第2節の柏レイソルvsFC東京が三協フロンテア柏スタジアムで行われ、0-1でFC東京が勝利した。
2月21日に開幕を迎えたJ1だったが、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受けて中断。約4カ月が経過し、ついに再開となった。
J1に昇格したシーズンながら、開幕戦は北海道コンサドーレ札幌を相手に4ゴールを記録して勝利。スタメンは2人変更し、MF三原雅俊、FWクリスティアーノが外れ、MF大谷秀和、MFマテウス・サヴィオが入った。
対するFC東京は、清水エスパルス相手に3ゴールを記録し勝利。開幕から4人を変更し、DF中村帆高、MF橋本拳人、MF三田啓貴、FW田川亨介が外れ、DF小川諒也、MF安部柊斗、MF東慶悟、MFアダイウトンが起用された。
立ち上がりから、互いに主導権を握ろうとする展開を見せる中、[4-3-3]でスタートしたFC東京が、開始数分で[4-4-2]へとシステムを変更。柏の攻撃に対応していく。すると11分、すでにイエローカードをもらっているヒシャルジソンがディエゴ・オリヴェイラにアフタータックル。ディエゴ・オリヴェイラは右ヒザを痛め、一時ピッチ内が騒然となる。
徐々にFC東京がペースを掴む中25分、レアンドロの縦パスを受けたディエゴ・オリヴェイラがヒシャルジソンと染谷を相手にドリブルで突破。GKキム・スンギュとの一対一となるが、シュートをキム・スンギュがセーブし、得点を許さない。しかし28分、ディエゴ・オリヴェイラはヒシャルジソンのタックルを受けたヒザの痛みを訴え、田川と交代する。
ポゼッションは柏が握っているものの、なかなかFC東京ゴールへ迫ることができない。一方のFC東京は、中盤でしっかり守備対応するも、そこから攻撃にうまく移ることができない。
前半はゴールレスで終えた試合。後半は柏が立ち上がりから攻め込む展開となる。49分、右サイドから高橋がクロス。これを中央で江坂が浮かせるとオルンガが合わせに行くが、わずかに届かず決定機とならない。
50分、瀬川と高萩の頭部が空中で激突。互いにピッチに倒れ込むが、無事にプレーに戻る。
53分には右サイドでボールを持った室屋が見せる。ドリブルでカットインと見せかけて縦へと仕掛けると、対応にきたヒシャルジソンをかわしボックス内へ。倒れ込むも、そのままシュートを放ちCKを獲得。そのCKから最後はアダイウトンがボックス中央へドンピシャヘッド。しかし、GKキム・スンギュがビッグセーブを見せて得点を許さない。
柏は56分にチャンス。東の背中に当たったボールがオルンガに渡ると、オルンガ独走。森重がカバーに入るも、そのままオルンガがシュート。しかし、枠を外れる。57分には東京陣内で柏がパスを回すと、江坂のクロスをオルンガがヘッド。しかし、これも僅かに枠を外れる。
押し込む展開が続く柏だったが60分、ヒシャルジソンがアダイウトンを後ろから倒してしまい、2枚目のイエローカードをもらって退場に。このFKをレアンドロが直接狙うも、壁に当たりCKとなる。
このCKから小川がクロスを上げると、ファーサイドで森重が頭で折り返すし、最後は渡辺が飛び込んで押し込みFC東京が先制する。
先制を許した柏はマテウス・サヴィオに代えて戸嶋、大谷に代えて神谷を投入。すると74分にFKから神谷がGKとDFラインの間にクロス。これをオルンガが合わせに行くが、わずかに届かない。
FC東京はビッグチャンス。右サイドの室屋からのグラウンダーのクロスを田川が合わせたが、GKキム・スンギュが肩で止め、追加点を許さない。
その後もオルンガにボールを集めてゴールを目指す柏だったが、最後までFC東京の守備陣を崩せず。そのまま試合は終了し、0-1でFC東京が開幕から連勝を飾った。
柏レイソル 0-1 FC東京
【FC東京】
渡辺剛(後17)