ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン(31)が、アーセナルとの契約延長に際して要求している条件が明らかになった。『ESPN』が報じている。 昨季プレミアリーグ得点王に輝くなど、2018年の加入以降、アーセナルのエースストライカーに…

ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン(31)が、アーセナルとの契約延長に際して要求している条件が明らかになった。『ESPN』が報じている。

昨季プレミアリーグ得点王に輝くなど、2018年の加入以降、アーセナルのエースストライカーに君臨しているオーバメヤン。直近のノリッジ戦ではアーセナル史上最速記録となる79試合目でのプレミアリーグ通算50ゴールも達成していた。

ただ、現行契約が2021年夏までとなっている中、クラブとの契約延長交渉は停滞しており、先日にオーバメヤンはフランス『Telefoot』で「カギを握っているのは彼らの方だ」と、交渉の主導権がアーセナルサイドにあると主張していた。

その一方で、『ESPN』は関係者筋からの情報として、今回の契約延長交渉に際して、オーバメヤンが要求している条件を明らかにしている。

オーバメヤンは現行契約で週給18万ポンド(約2410万円)程度を受け取っているとされているが、契約延長の条件として週給25万ポンド(約3350万円)の3年契約を要求しているようだ。

アーセナルでは元ドイツ代表MFメスト・エジルがクラブ最高給の週給35万ポンド(約4700万円)を受け取っており、オーバメヤンの要求額は決して法外な金額とは言えないが、31歳という年齢とコロナ禍でのクラブ財政への懸念を考慮すれば、簡単に要求を受け入れることは難しい。

そのため、アーセナルは余剰戦力の売却などで資金を確保したうえで、、最優先事項のひとつとなっているエースストライカーの慰留に動くことになりそうだ。