リバプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーが、エジプトの故郷ナグリグ村に新たな救急ステーションを建設するための一部費用を寄付した。イギリス『サン』が伝えている。 新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的な流行によって中近東の…

リバプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーが、エジプトの故郷ナグリグ村に新たな救急ステーションを建設するための一部費用を寄付した。イギリス『サン』が伝えている。

新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的な流行によって中近東の地域でも医療体制がひっ迫している。

そういった状況の中、サラーはおよそ3万人の地域住民に医療支援を提供する新たな救急ステーションの建設にあたり、建設費用の一部となる3万ポンド(約400万円)を寄付したという。

そして、先日に行われた完成式典には同選手の父親であるサラー・ガリー氏が代理で参加していた。

以前から熱心に慈善活動に取り組んでいるサラーは、ナグリグ村の女子校、スポーツ施設、医療機器などの建設費用を寄付。また、下水処理場建設のための土地を購入してきた。

また、コロナ禍においてはナグリグ村とその近隣の村に数千トンの食料を提供していた。

フットボーラーとしての輝かしい功績に加え、こういった熱心な慈善活動が、エジプト国内で英雄と称されるゆえんだ。