バイエルンの最高経営責任者(CEO)を務めるカール=ハインツ・ルンメニゲ氏がスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラ(29)の移籍願望を認めた。 チアゴは2013年にジョゼップ・グアルディオラ氏(現マンチェスター・シティ監督)から誘われる形でバ…

バイエルンの最高経営責任者(CEO)を務めるカール=ハインツ・ルンメニゲ氏がスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラ(29)の移籍願望を認めた。

チアゴは2013年にジョゼップ・グアルディオラ氏(現マンチェスター・シティ監督)から誘われる形でバルセロナから加入。公式戦通算230試合に出場して31得点37アシストの数字を誇り、7度のブンデスリーガ制覇や3度のDFBポカール優勝など、数々のチームタイトルに寄与している。

2021年に失効するバイエルンとの契約を巡り、延長間近といわれる時期もあったが、最近の報道で一転して新たなチャレンジを望み、リバプール行きの可能性が浮上しているチアゴ。ルンメニゲ氏がドイツ『ビルト』に対して、移籍の可能性を認めた。

「彼はピッチ内外で律儀な男だ。真剣に彼と交渉して、彼の希望を満たそうとした。しかし、彼はキャリアの終わりに向けて、何か新たなチャレンジがしたいと思っているみたいだ」

一方で、「リバプールとは一切接触していない。間違いなくだ。彼がそれを望んでいるようであれば、我々はそれに対処しなければいけないがね」とコメント。現時点におけるリバプールとの交渉を否定したが、選手本人の意思を尊重する姿勢も示した。

また、「来季、選手をタダで手放したくない。それははっきりと言い切れる」とも語り、フリー移籍を避けたい意向も口にしている。