ガッツ石松らと戦った「石の拳」、6月末からの入院生活が終了 新型コロナウイルスの感染が判明していたボクシングの元世界4階級制覇王者ロベルト・デュラン氏(パナマ)が、退院したことを報告した。かつてベルトを保持したWBAの公式ツイッターは同氏が…

ガッツ石松らと戦った「石の拳」、6月末からの入院生活が終了

 新型コロナウイルスの感染が判明していたボクシングの元世界4階級制覇王者ロベルト・デュラン氏(パナマ)が、退院したことを報告した。かつてベルトを保持したWBAの公式ツイッターは同氏が公開した退院時の喜ばしい様子の動画を引用しながら「健康で嬉しく思う」などとつづっている。

 6月末から入院していたレジェンドがコロナを“KO”した。マスク姿で車いすに座ったデュラン氏。周りで医療従事者たちがパナマ国旗を持って祝福している。同氏が言葉を述べると、拍手喝采で退院を祝っているようだ。

 WBAは公式ツイッターに「ボクシング界のレジェンド、ロベルト・デュランが退院し、今後は自宅での療養を続ける予定。WBA、そしてWBAのファミリーは皆、デュランがすでに家族とともにいること、何よりも健康でいることを嬉しく思っている」と投稿。無事に回復したことを伝えている。

 デュラン氏のコロナ陽性については、人工呼吸器などによる治療は受けず軽症であることを息子のロビン氏がインスタグラムで明かしていた。現役時代は「石の拳」の異名を取ったレジェンド。ガッツ石松ら日本人とも戦い、日本のファンにも知られた存在だった。(THE ANSWER編集部)