2日、「全仏オープン」は観客をスタジアムに入れて開催することを公式サイトで発表した。観客の数は、収容人数に対して50%~60%に制限するという。【関連記事】錦織の打球が、消えた?相手もビックリ【2019年全仏珍場面】今年の「全仏オープン」は…

2日、「全仏オープン」は観客をスタジアムに入れて開催することを公式サイトで発表した。観客の数は、収容人数に対して50%~60%に制限するという。【関連記事】錦織の打球が、消えた?相手もビックリ【2019年全仏珍場面】

今年の「全仏オープン」は9月27日~10月11日に行われる。約1ヶ月前に開催される同じグランドスラムの「全米オープン」は無観客で行われることが決定している。

チケットの販売は7月9日から順次行われる予定。新型コロナウイルスの影響が今後改善されれば、9月初旬には追加販売の可能性もあるが、逆に悪化した場合は、観客を予定より減らすために払い戻しをする可能性もあるという。

FFT(フランステニス連盟)はフランス政府との協議の末、対策方針を決定。現時点では、スタジアム周辺ではマスク着用は推奨レベルだが、スタジアム内ではマスク着用を義務付ける他、席の間隔についてもルールを定めている。

FFTは声明の中で「ローラン・ギャロスの秋の大会は、開催条件やスポーツ省との緊密で建設的な協力関係により、世界最高のクレーコート大会の興奮と、現行の衛生対策の厳格な遵守を両立させることができる」とコメントしている。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2019年「全仏オープン」決勝の様子

(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)