昨年1月に競技復帰したミルザが地元紙に語る 女子テニスで、インド最高の選手と称されるサニア・ミルザ。4大大会ダブルスで優…
昨年1月に競技復帰したミルザが地元紙に語る
女子テニスで、インド最高の選手と称されるサニア・ミルザ。4大大会ダブルスで優勝6回を誇り、ダブルスの世界ランク1位にも輝いたことがある名選手は、2年間の産休を経て昨年1月に競技復帰した。地元紙は、ミルザが4か月で26キロという驚きの減量に成功したことを報じている。
インド地元紙「マノラマ・オンライン」は「私の中からテニスは消え去っていない:サニア・ミルザ、出産と競技への復帰、そしてその先を語る」という見出しで記事を掲載。ミルザが昨年1月にオーストラリアで行われた大会で復帰し、復帰後初勝利を飾ったことを紹介するとともに、独占インタビューの内容を伝えている。
同紙によると、ミルザは復帰について「今回の復帰を果たした理由の1つは、女性に夢を追いかけることができると伝えるためです」と話したという。また、2年間の産休を経ての競技復帰を可能にしたものについては、こう語っている。
「妊娠中にかなり体重が増えてしまいましたが、意地と決意をもって4か月で26キロの減量に成功しました。息子のイザーンもモチベーションでしたね。息子には私が大きな大会でプレーし、優勝するところを見て欲しいんです。そして、セリーナ・ウィリアムズやキム・クライシュテルスも産後に復帰しているわけですが、彼女たちの存在も復帰への力を与えてくれるものでした」
育児をしながらも「出産前と同じ量の練習をこなしています」
4か月で26キロという驚異的な減量を成功させ、競技復帰を果たしたというミルザ。競技生活と育児のバランスを取る難しさについて問われ、こう答えている。
「確かに、母親になり多くのことが変化しました。それでも、トレーニングに関しては一切の妥協をしていません。出産前と同じ量の練習をこなしています。必ずバランスを取ると自分を説得し、競技に戻ってきましたから。また、私の母親も競技復帰に関して非常に協力的でいてくれています」
育児があっても激しいトレーニングを変わらずこなしているというミルザ。今後のプレーに注目が集まりそうだ。(THE ANSWER編集部)