ローマは2日、セリエA第29節でウディネーゼをホームに迎え、0-2で敗れた。 前節ミラン戦での敗戦によりチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得が遠のいた5位ローマ(勝ち点48)は、ジェコやムヒタリアンがベンチスタートとなった。 15位ウディ…

ローマは2日、セリエA第29節でウディネーゼをホームに迎え、0-2で敗れた。

前節ミラン戦での敗戦によりチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得が遠のいた5位ローマ(勝ち点48)は、ジェコやムヒタリアンがベンチスタートとなった。

15位ウディネーゼ(勝ち点28)に対し、最前線にカリニッチ、2列目に右からカルレス・ペレス、ペロッティ、ジェンギズと並べたローマは、12分に先制される。カウンターを受け、ラザーニャの左クロスに合わせたデ・パウルのボレーは枠を外れたものの、ボックス左のラザーニャに右足ボレーで押し込まれた。

失点したローマは28分、カルレス・ペレスが際どいミドルシュートを浴びせたが、直後にペロッティがベカンの足首を踏み付け一発退場となってしまう。

10人となったローマは35分、ジェンギズの右足ミドルが枠を捉えるも、GKムッソの好守に阻止される。

1点ビハインドで迎えた後半からジェンギズに代えてムヒタリアンを投入したローマは、開始4分に決定機。ディアワラのパスを受けたカルレス・ペレスがボックス左に侵入してシュートに持ち込んだが、GKのセーブに阻まれた。

さらに55分にもカルレス・ペレスがミドルシュートでオンターゲットを記録するも、ここもGKムッソの好守に阻止された。

ムッソの牙城を崩せないローマは70分に失点しかけるも、独走してネットを揺らしたテオドルチクのシュートはオフサイドで助かった。

その後、ジェコを投入したローマだったが、78分に終戦する。デ・パウルにボックス右深くまで侵入されてクロスを折り返されると、最後はネストロフスキに決められた。

このままローマは敗戦。痛恨の2連敗でCL出場への道が更に険しい状況となった。