大迫勇也の所属するブレーメンは2日、ブンデス昇格・降格プレーオフ1stレグでハイデンハイムと対戦し、0-0の引き分けに終わった。大迫は84分までプレー。 ブンデスリーガを16位で終えたブレーメンと、ブンデス2部で3位となったハイデンハイムの…

大迫勇也の所属するブレーメンは2日、ブンデス昇格・降格プレーオフ1stレグでハイデンハイムと対戦し、0-0の引き分けに終わった。大迫は84分までプレー。

ブンデスリーガを16位で終えたブレーメンと、ブンデス2部で3位となったハイデンハイムの残留と昇格を懸けたプレーオフ。ブンデスリーガ最終節のケルン戦で6-1と大勝し逆転でのプレーオフ進出を決めたブレーメンは、その試合からスタメンを1人変更。フォクトに代えてバルグフレーデを先発で起用した。

[4-3-2-1]の2シャドーに大迫を配置したブレーメンは、積極的にボールへプレッシングをかけるハイデンハイムに対してなかなか決定機を作れない。それでも28分、左サイドで獲得したFKからラシツァがクロスを供給すると、ニアサイドの大迫がダイビングヘッドで合わせたが、このシュートはゴール左に外れた。

その後、ポゼッションで大きく上回ったブレーメンだが、アタッキングサードでのプレー精度を足りず、集中した守りを見せるハイデンハイム守備陣からゴールチャンスを作りだすことができない。

後半も立ち上がりから一進一退の展開が続く中、枠内シュートのないブレーメンは65分にフュルクルクとクラーセン、バルグフレーデを下げてバルテルスとビッテンコート、グロスを投入する3枚替えを敢行。

すると78分、ドリブルで右サイドを持ち上がったバルテルスのクロスをニアに走り込んだ大迫がヘディングシュート。しかし、これも枠を外した。さらに83分には、左CKのこぼれ球をボックス内で拾ったバルテルスがゴールを狙ったが、このシュートは相手GKのセーブに阻まれた。

ゴールの遠いブレーメンは87分、グリースベックに両足でのスライディングを見舞ったモイサンデルがこの試合2枚目のイエローカードで退場処分となった。

数的不利となったブレーメンは、後半アディショナルタイムにピンチ。92分、シュナッテラーの右CKをベールマンに頭で合わされたが、これはゴール左に外れ難を逃れた。

結局、そのまま試合はゴールレスでタイムアップ。7日にフォイト・アレーナで行われる2ndレグに決着は委ねられることとなった。