プレミアリーグ第32節、マンチェスター・シティvsリバプールが2日に行われ、4-0でシティが勝利した。 近年のプレミアリーグの覇権を握ってきたシティと、30年ぶりのリーグ優勝を果たしたリバプールによる新旧王者対決。 キックオフ前にシティ選手…
プレミアリーグ第32節、マンチェスター・シティvsリバプールが2日に行われ、4-0でシティが勝利した。
近年のプレミアリーグの覇権を握ってきたシティと、30年ぶりのリーグ優勝を果たしたリバプールによる新旧王者対決。
キックオフ前にシティ選手らによるガード・オブ・オナーが行われた中、試合は4分のサラーのシュートからスタート。ファン・ダイクのロングパスを胸で受けてシュートに繋げた。
10分には、今度はカウンターからマネにチャンス。アーノルドのクロスを頭で合わせたが、同時にボールに飛び込んでいたサラーと被り、枠へ飛ばすことができなかった。
一方、シティはワントップのジェズスがフリーランで抜け出すシーンが2度あったが、どちらもオフサイドの判定。デ・ブライネのシュートもブロックされゴールに届かなかった。
19分にはサラーのシュートが右ポストを叩くなどリバプールが優勢に進めていたが、ボックス内でボールを収めたスターリングのアジリティについていけなかったジョー・ゴメスが、抱え込むようにして倒してしまいPKを提供してしまう。
これをデ・ブライネが決めてシティが先制。試合は25分に動いた。
守備でもサラーのチャンスをGKエデルソンが飛び出して防ぐなど高い集中力を見せるシティ。すると35分、その守備からカウンターを発動。ジェズスからフォーデン、ボックス左のスターリングへと繋がり、最後は右足でジョー・ゴメスの股を抜いてゴールを決めた。
意外な展開となった新旧王者対決だが、シティはさらに45分、ギュンドアンからのパスを受けたフォーデンが、デ・ブライネとのワンツーでリバプールの最終ラインを突破。そのままゴールを沈めてリードを3点に広げた。
後半も攻撃の手を緩めないシティは、49分にジェズス、50分にカウンターからスターリングがゴールを脅かす。さらに51分にはCKの流れからデ・ブライネの折り返しをフォーデンがシュート。枠を捉えていたが、ファン・ダイクが直前でクリアする好セーブを見せる。
1点でも返しておきたいリバプールはチェンバレンやケイタ、オリジを投入するも、試合を動かしたのはまたもシティだった。67分、リバプールのCKを跳ね返し、右サイドでボールを奪った途中出場のマフレズからカウンターがスタート。中央でのロドリから左前方のデ・ブライネへと繋ぎ、最後はスターリングがボックス右から左足でシュート。チェンバレンがスライディングで止めに入るも、逆にコースが変わってオウンゴールに。シティのリードは4点に広がった。
敗戦濃厚のリバプールは85分に南野が登場。しかし、見せ場はほとんどなく試合終了。リバプールが優勝直後の試合を大差で落とす予想外の結果となった。