プレミアリーグ第32節、シェフィールド・ユナイテッドvsトッテナムが2日に行われ、3-1でシェフィールド・ユナイテッドが勝利した。 10位シェフィールド・ユナイテッド(勝ち点44)と、8位トッテナム(勝ち点45)の上位進出を目指すチーム同士…
プレミアリーグ第32節、シェフィールド・ユナイテッドvsトッテナムが2日に行われ、3-1でシェフィールド・ユナイテッドが勝利した。
10位シェフィールド・ユナイテッド(勝ち点44)と、8位トッテナム(勝ち点45)の上位進出を目指すチーム同士の対戦。
ホームのブレイズはコロナ明けから調子を落とし、ここまで3試合を戦って1分け2敗。前節はマンチェスター・ユナイテッドに完敗を喫した。一方、トッテナムは前節のウェストハム戦で再開後初勝利。エースのケインには、ケガから復帰後初ゴールが生まれた。
最初のシュートはブレイズ。1分になる前に、右ウイングバックのバルドックが狙う。挨拶代わりのシュートはGKロリスに止められた。
トッテナムも6分にCKからダイアーのヘディングシュートで相手ゴールを脅かすと、23分には素早い攻守の切り替えから、ケインがこの試合初シュートを放つ。
ややトッテナムが優勢に進めていたが迎えた31分、左サイドからパスを繋いで右へと展開したブレイズは、ボックス右に侵入したバシャムの折り返しを、ベルゲがワントラップからシュートを沈めて先制。チームはコロナ後初ゴールを挙げた。
だがその2分後、トッテナムは素早いアクションを見せる。最終ラインからロングボールを送り、そのこぼれ球を拾ったモウラがドリブルで前線へ。相手に囲まれ倒されるもボールはケインのもとへ。ケインはボックス右で冷静にキックフェイントで相手を躱し、左足でゴール。これで同点かに思われたが、倒れたモウラの手にボールが当たっていたとして取り消しとなった。
1点ビハインドのトッテナムは56分にベルフワインを下げてラメラを投入。前半同様に高いポゼッションで攻撃を仕掛けていくが、プレミアリーグでも屈指の守備力を誇るブレイズの壁を崩せない。
すると69分、数少ない攻撃のチャンスが巡ってきたブレイズは、ボックス左でタメを作ったオズボーンを起点にスティーブンスが深い位置まで進攻。そのマイナスの折り返しを、途中出場のムセが押し込んで追加点を奪った。
完全に相手の術中に嵌ってしまったトッテナム。70分の給水タイムでオーリエとムサ・シソコに代えてデレ・アリとエンドンベレを投入。77分にそのエンドンベレのパスからケインがネットを揺らすが、ここは完全にオフサイドだった。
残り時間も少なくなる中、84分にブレイズは右サイド深くでボールを持ったバルドックからパスを受けたベルゲがボックス右に侵入。その折り返しをマクバーニーが決めて、勝利を手繰り寄せる3点目を決めた。
敗戦濃厚となったトッテナムは90分、ラメラのクロスをワンタッチではたいたソン・フンミンの折り返しをケインが決めるも焼け石に水。試合は3-1でブレイズがモノにし7位に浮上した。一方、コロナ明け初黒星を喫したトッテナムは、上位進出は厳しい状況となってしまった。