チェコ代表FWパトリック・シック(24)は、RBライプツィヒの一員として今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)を戦うことが可能となったようだ。ドイツ『sportbuzzer』が報じている。 昨夏にローマからレンタルで加入したシックは、今季…
チェコ代表FWパトリック・シック(24)は、RBライプツィヒの一員として今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)を戦うことが可能となったようだ。ドイツ『sportbuzzer』が報じている。
昨夏にローマからレンタルで加入したシックは、今季ここまでの公式戦26試合に出場して10得点3アシストを記録。ドイツの地で本来のパフォーマンスを取り戻したストライカーは、チームのブンデスリーガ3位フィニッシュに大きく貢献した。
ただ、ライプツィヒとのレンタル契約は6月末で失効しており、8月初旬に再開されるチャンピオンズリーグ(CL)出場のためには、2900万ユーロ(約35億1000万円)と言われる買い取りオプションの行使あるいは、ローマの許可を取り、CL終了までレンタル期間を延長する必要がある。
そういった中、『sportbuzzer』はローマとライプツィヒ、シックの代理人を務めるパヴェル・パスカ氏の3者による話し合いの結果、レンタル期間を8月末まで延長することで合意に至ったという。
一方、シックの来季以降の去就は未だ不透明となっており、シックの完全移籍交渉に関してはローマが2500万ユーロ(約30億3000万円)を要求しているのに対し、ライプツィヒは2000万ユーロ(約24億2000万円)以上を支払うつもりがないようだ。
ただ、今回のレンタル期間延長はクラブ史上初のCL準々決勝に臨むライプツィヒにとっては朗報だ。同クラブではドイツ代表FWティモ・ヴェルナーがリーグ戦終了と共に、来季加入が決定したチェルシーに旅立っており、加えてもう1人の主力の離脱となれば、大きな痛手となるはずだった。