レスター・シティは1日、プレミアリーグ第32節でエバートンと対戦し、1-2で敗戦した。 来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場を狙う3位のレスター・シティ(勝ち点55)が、12位エバートンのホームに乗り込んだ一戦。リーグ戦2試合連続ドロー中…

レスター・シティは1日、プレミアリーグ第32節でエバートンと対戦し、1-2で敗戦した。

来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場を狙う3位のレスター・シティ(勝ち点55)が、12位エバートンのホームに乗り込んだ一戦。リーグ戦2試合連続ドロー中のレスターは、直近に行われたFAカップ準々決勝のチェルシー戦から先発を1人変更。アジョセ・ペレスに代えてオルブライトンを先発で起用した。

ヴァーディを1トップに据えた[4-1-4-1]の布陣で試合に臨んだレスターは10分、エバートンに最初チャンスをモノにされる。ジャスティンのパスをディーニュが頭で繋ぐと、ボックス付近でこれを受けたA・ゴードンがワントラップで左サイドを抜け出し折り返しを入れると、中央に走り込んだリシャルリソンがダイレクトで流し込んだ。

先制を許したレスターは、13分にもピンチ。バイタルエリア左手前でFKを与えるとディーニュがゴール前にクロスを供給。これがボックス内で競り合ったエンディディの手に触れると、VARの末にPKを献上。このPKをシグルドソンに決められ、立て続けに失点となった。

反撃に出たいレスターだが、アタッキングサードでのプレー精度を欠き、相手ゴールに迫ることができないまま時間が経過。それでも38分、右CKのセカンドボールをボックス手前のティーレマンスがボレーシュート。さらに相手DFに当たったボールをチルウェルが頭で繋ぐと、ゴール前に抜け出したエバンズに決定機が訪れたが、シュートは飛び出したGKに阻まれた。

2点を追うレスターは、後半からバーンズとプラート下げてイヘアナチョとマディソンを投入。すると51分、ティーレマンスの左クロスをニアでヴァーディが落とすと、ホルゲイトのクリアがイヘアナチョに当たり、そのままゴールネットを揺らした。

幸先良く1点を返したレスターは、62分にも相手のミスからゴールに迫る。オルブライトンの右クロスを相手GKがファンブルすると、守備に戻ったM・キーンの足に当たったボールが枠を捉えたが、これはライン上でM・キーンにクリアされた。

相手を押し込む時間が続くレスターは、81分にティーレマンスとオルブライトンを下げてアジョセ・ペレスとグレイをピッチに送り出す。すると後半アディショナルタイム、ドリブルでボックス左に侵入したヴァーディの折り返しを中央に走り込んだアジョセ・ペレスが合わせたが、これはゴール左に外れる。

結局、レスターは最後まで同点弾を奪えず1-2で敗戦。リーグ戦4試合ぶりの黒星となり、、CL出場権争いは益々混戦となっている。