ナポリがナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン(21)獲得に向けて大金を用意しているようだ。フランス『レキップ』が報じている。 伝えられるところによると、現在オシムヘンはナポリとの交渉のためにイタリア入りしており、ジェンナーロ・ガットゥー…
ナポリがナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン(21)獲得に向けて大金を用意しているようだ。フランス『レキップ』が報じている。
伝えられるところによると、現在オシムヘンはナポリとの交渉のためにイタリア入りしており、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督と会う予定となっている。さらにナポリは、リール側に破格の8000万ユーロ(約96億5000万円)のオファーを提示したようだ。
今シーズンにシャルルロワから加入したオシムヘンは、打ち切りとなったリーグ・アンにおいて27試合13ゴール5アシストという成績を残し、ビッグクラブの注目の的に。バルセロナやレアル・マドリー、マンチェスター・ユナイテッドなど錚々たるクラブが争奪戦を繰り広げていると言われる中、具体的なオファーを出したのは現状でナポリだけだという。
また、イタリアのメディアからはナポリとオシムヘンが個人合意に達したとの報道もあったが、『レキップ』によれば未だ決めかねている模様だ。
なお、8000万ユーロでの取引が成立した場合、ナポリにとってはFWゴンサロ・イグアイン獲得に費やした3900万ユーロを大幅に上回るクラブ史上最高額となる。一方、リールは昨夏にもFWニコラ・ペペをアーセナルに8000万ユーロで売却しており、2年連続でのビッグディールが迫っている。オシムヘンを獲得した際の移籍金は1200万ユーロだった。
ナポリ移籍間近と見られている同選手には、現在でもインテルやリバプールが関心を寄せているとされているが、先日のリールを率いるクリストフ・ガルティエ監督の言葉通り、今夏の退団は既定路線のようだ。