日本代表MF遠藤航が所属するシュツットガルトは1日、フライブルクからレンタル移籍中の元U-21ドイツ代表DFパスカル・シュテンツェル(24)を完全移籍で獲得することを発表した。契約期間は2024年6月30日までとなる。 シュテンツェルはビー…

日本代表MF遠藤航が所属するシュツットガルトは1日、フライブルクからレンタル移籍中の元U-21ドイツ代表DFパスカル・シュテンツェル(24)を完全移籍で獲得することを発表した。契約期間は2024年6月30日までとなる。

シュテンツェルはビーレフェルトやオスナブリュック、そしてドルトムントのアカデミーで育ち、2015年7月にファーストチームへ昇格。2015年12月のヨーロッパリーグのPAOK戦が唯一の公式戦出場となり、2016年1月にフライブルクへとレンタル移籍。2017年7月に完全移籍を果たしていた。

今シーズンからレンタル移籍でシュツットガルトに加入したシュテンツェルは、ブンデスリーガ2部で34試合に出場し2アシストを記録。チームの1部昇格に大きく貢献していた。

完全移籍への切り替えについてシュテンツェルは「この決断はとても簡単だった。チームにとっても、僕個人にとっても素晴らしい年だった。一緒に大きな目標を達成し、たくさんプレーした。チームではピッチの内外でとても快適に過ごしたよ」とシュツットガルトでの生活に満足感を示した。また、「今、ぼくたちはブンデスリーガで生き残るという大きな課題に直面している。本当に楽しみだ」と語り、早くも新シーズンへ気持ちが向いていることを明かした。

また、スポーツ・ディレクター(SD)を務めるスヴェン・ミスリンタート氏は「パスカル(・シュテンツェル)は初日から、ピッチ内外で我々にとってとても重要な選手だった。今季のパスカルの象徴的な出場時間は、ブンデスリーガ昇格に大きく貢献していることでもわかる」と今シーズンのパフォーマンスを評価。また、「彼の前向きな性格と模範的な態度は、しっかりとコミットし、シュツットガルトと長期的な関係を築いていくとうことを決定づけた」とし、立ち振る舞いを含めてチームに残したいと考えたことを語った。