サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。 今回は元コートジボワール代表FWのディデ…
サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。
今回は元コートジボワール代表FWのディディエ・ドログバ氏がチェルシー時代に決めたゴールだ。
ル・マンでのデビュー後、フランスで頭角を現していたドログバ氏は、マルセイユへ移籍。すると、チャンピオンズリーグで当時ポルトを指揮していたジョゼ・モウリーニョ監督の目に留まり、2004年に同監督と共にチェルシーへ移籍する。
強豪クラブへと移籍したドログバは、プレミアリーグにも次第に順応。チェルシーでは在籍した8シーズンで公式戦164ゴール86アシストを記録した。
中でも見事だったのが、2011年1月24日に行われたプレミアリーグ第24節のボルトン戦でのゴールだ。
前半11分、MFフローラン・マルダからのパスを受けたドログバは、相手のプレッシャーが弱いことをみるやすかさず右足でミドルシュートを放つ。ゴールまでは25m以上あったものの、シュートはグングンと伸び、浮き上がるような弾道でゴールネットに突き刺さった。
後ろからの角度で観ると、無回転のシュートは全く予想のつかない軌道を描いており、相手GKユッシ・ヤースケライネンの反応が遅れたのも納得だ。