バイエルンは1日、パリ・サンジェルマン(PSG)のU-18フランス代表DFタンギ・クアシ(18)を完全移籍で獲得したことを発表した。 バイエルンの発表によると、契約期間は2024年6月30日までの4年間。フリートランスファーでの加入となる。…

バイエルンは1日、パリ・サンジェルマン(PSG)のU-18フランス代表DFタンギ・クアシ(18)を完全移籍で獲得したことを発表した。

バイエルンの発表によると、契約期間は2024年6月30日までの4年間。フリートランスファーでの加入となる。

クアシはPSGのユースで育ち、今シーズンからファーストチームに昇格。リーグ・アンで6試合に出場し2ゴール、チャンピオンズリーグで2試合に出場していた。

世代別のフランス代表を経験し、2019年のU-17ワールドカップにも出場。6試合にフル出場し、フランスの3位に貢献していた。なお、フランスとコートジボワールの二重国籍となる。

バイエルン加入が決定したクアシは「バイエルンでプレーできてとても嬉しい。素晴らしい伝統のあるビッグクラブだ。僕はここで自分を確立させ、多くの試合に出場できることを望んでいる。そのために一生懸命頑張る」と移籍を喜んだ。

また、スポーツ・ディレクター(SD)を務めるハサン・サリハミジッチ氏は「タンギ・クアシをバイエルンに連れてこられたことをとても嬉しく思う。我々の見立てでは、ヨーロッパで最高の才能の1つだ」とクアシを高く評価。また、「彼のベストポジションはセンターバックだが、いくつかのポジションでもプレーできる。ミュンヘンで素晴らしいキャリアを築き、チームを強化してくれることは間違いない」と、若き才能に期待を寄せた。