アヤックスはさらに主力3選手が流失する可能性があるようだ。エリク・テン・ハグ監督がオランダ『Het Parool』で、その可能性を認めた。

長らくオランダの雄としての地位を固め、確かな育成力で毎シーズンのようにタレントを生み出すアヤックス。昨夏にオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨング(バルセロナ)とオランダ代表DFマタイス・デ・リフト(ユベントス)を世界に羽ばたかせ、今夏もすでにモロッコ代表MFハキム・ジイェフ(27)のチェルシー移籍が決まっている。

さらに、その他の主力勢も移籍の可能性が取り沙汰されており、オランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベーク(23)、カメルーン代表GKアンドレ・オナナ(24)、アルゼンチン代表DFニコラス・タグリアフィコ(27)の3選手も今後の去就に注目が集まっている。指揮官もそれぞれの流出阻止を覚悟しているようだ。

「移籍市場は8月に始まる。トップリーグが再開され、金の流れが保たれるようになった。選手の市場価値は多少落ち込むだろうが、それほど影響ないだろう」

「多くの選手が実績と野心に基づいて、海外移籍を希望している。アンドレ・オナナ、ドニー・ファン・デ・ベーク、ニコラス・タグリアフィコとの間で協定が結ばれているが、市場がどうなるのかを様子を見ていかなければならない」

「オナナとファン・デ・ベークに限れば、あと1年間だけアヤックスに残るのも確かな選択肢の1つになり得るが、タグリアフィコに関しては年齢的にも少し状況が異なるものといえるだろう」

また、ひと足先に来季からのチェルシー入りが決まったジイェフの退団による影響にも言及。戦力ダウンを否定しなかった。

「(チームが)別物になってしまうだろう。我々はユニークな選手を失った。ハキムは瞬く間にゲームを決めることができる。世界を見渡しても、そんなサッカー選手はそう多くいない」