アラブ首長国連邦サッカー協会(UAEFA)は29日、コロンビア人指揮官のホルヘ・ルイス・ピント氏(67)の同国代表監督招へいを決定した。 UAE代表は2019年12月にベルト・ファン・マルバイク氏を解任し、後任としてセルビア人指揮官のイバン…

アラブ首長国連邦サッカー協会(UAEFA)は29日、コロンビア人指揮官のホルヘ・ルイス・ピント氏(67)の同国代表監督招へいを決定した。

UAE代表は2019年12月にベルト・ファン・マルバイク氏を解任し、後任としてセルビア人指揮官のイバン・ヨバノビッチ監督を招へい。

しかし、ヨバノビッチ監督は今年3月と6月に予定されていたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選を率いる予定だったものの、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受けて延期に。

ヨバノビッチ監督は一度も指揮を執ることなく、今年4月に6カ月間の契約を全うせず、退任となっていた。

そして、ヨバノビッチ監督の後任探しに着手していたUAEFAは、中南米のクラブチームに加え、コロンビア代表、コスタリカ代表、ホンジュラス代表と代表チームの指揮官を歴任してきたに白羽の矢を立てた。

UAE代表と2年契約を結ぶと見られるピント氏は、2014年ブラジルW杯でコスタリカ代表をベスト8進出に導き、ホンジュラス代表との兼任で指揮した2016年のリオ・オリンピックではU-23ホンジュラス代表をベスト4進出に導くなど、優れた実績を残している。

なお、UAEはカタールW杯アジア予選でグループGに入り、4試合で勝ち点6の4位に位置。再開後はマレーシア代表、インドネシア代表、タイ代表、ベトナム代表と対戦する予定だ。