ボギー先行も見事なカムバック、3アンダー28位 新型コロナウイルスの影響で開幕が遅れていた女子ゴルフの開幕戦、アース・モンダミンカップ最終日が29日、無観客試合として千葉・カメリアヒルズCC(6622ヤード、パー72)で行われ、34位から出…

ボギー先行も見事なカムバック、3アンダー28位

 新型コロナウイルスの影響で開幕が遅れていた女子ゴルフの開幕戦、アース・モンダミンカップ最終日が29日、無観客試合として千葉・カメリアヒルズCC(6622ヤード、パー72)で行われ、34位から出た「プラチナ世代」のルーキー・吉田優利(エプソン)は3バーディー、2ボギーの71、通算3アンダー、28位でプロデビュー戦を終えた。

 インスタートの吉田は11番、16番でボギーを打ち、一時はイーブンパーまで後退。それでもここからずるずるいかないのだから並のルーキーじゃない。18番のパー5で取り返すと、1番、8番とロングホールできっちりとバーディーを奪い、通算3アンダーでフィニッシュした。

 ホールアウト後は「そんなに仕上がった状態でこの試合に入ったわけではなかったので、日に日にゴルフの内容が良くなっていって、改善点とかも見つかったので、そこをもう少し練習して、次の試合が開幕するのを楽しみにしたいと思います」とコメント。強風の中で回った初日こそ2オーバーだったが、2日目以降は71、69、71とスコアを伸ばし続けた内容には、本人も手応えを感じているようだ。

「今年は試合の数が少なくなってるので、ルーキーイヤーとしては残念だけど、今週試合を開催してくれて4日間プロとして戦えたので、すごい新鮮な気持ちになりましたし、もっとプロとしてギャラリーの人たちに魅せるようなプレーができるように頑張ります」と次を見据えて、意気込んだ。安田祐香、古江彩佳らと同世代で将来が嘱望される20歳の今後が楽しみだ。(THE ANSWER編集部)