マンチェスター・ユナイテッドに所属するU-20イングランド代表MFアンヘル・ゴメス(19)が、今シーズン限りでクラブを去ることになるようだ。イギリス『マンチェスタ・イブニング・ニュース』が伝えている。

ユナイテッドとの現行契約が今月末に終了するゴメスが、今後もプレーを継続するにはクラブとの新契約にサインするか、コロナ禍で特例が認められているシーズン終了までの短期間の契約延長にサインする必要がある。

しかし、現時点でゴメス本人、クラブ双方ともに去就に関するアナウンスは行っておらず、不透明な状況が続いている。

そういった中、30日に行われるプレミアリーグ第32節のブライトン&ホーヴ・アルビオン戦に向けた公式会見に出席したオーレ・グンナー・スールシャール監督には、当然のことながらゴメスの去就に関する質問が飛んだ。

そして、ノルウェー人指揮官はゴメスが退団するのかとの問いに対して、「イエスだ」と返答。若き逸材の退団の可能性を認めた。

「昨夜も今朝も彼から連絡はない。したがって、両者の間でいかなる合意にも至らなかったようだ」

「答えは恐らく短いものになる。イエスと答えるよ」

なお、『MEN』によると、ユナイテッドにはゴメスとシーズン終了までの短期契約を結ぶ意思はなく、同選手が7月1日付けでフリートランスファーとなる。そして、他クラブに加入した場合、トレーニング・コンペンセーション(育成費)のみを受け取る。

新天地に関してはこれまでチェルシーやインテル、バルセロナ、パリ・サンジェルマンといった国内外のビッグクラブの名前が挙がっているが、現時点で有力なものはないようだ。

ユナイテッドでも活躍した元ポルトガル代表FWナニの従兄弟として知られるゴメスは、6歳からユナイテッドのアカデミーに在籍。2列目を主戦場に繊細なボールタッチを生かした密集地帯での局面打開、オープンスペースでのダイナミックなプレーも得意とする攻撃的MF。

2017年5月にクラブ史上最年少(16歳と263日)でプレミアデビューを飾った逸材だが、今シーズンはトップチームでの出場機会が6試合のみとなっていた。

ユナイテッドは将来性を高く評価しており、再三に渡って新契約をオファーしていたが、選手本人の意向もあり、今季限りでの退団となる見込みだ。