元アーセナルのロビン・ファン・ペルシ氏が、古巣が抱える長年の弱点についてコメントした。 28日、FAカップ準々決勝、シェフィールド・ユナイテッドvsアーセナルが行われ、アーセナルは1-2で勝利。準決勝進出を決めた。 アーセナルは終始攻勢に出…
元アーセナルのロビン・ファン・ペルシ氏が、古巣が抱える長年の弱点についてコメントした。
28日、FAカップ準々決勝、シェフィールド・ユナイテッドvsアーセナルが行われ、アーセナルは1-2で勝利。準決勝進出を決めた。
アーセナルは終始攻勢に出ていたものの、87分に相手のロングスローから失点。前半にはVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入によりオフサイド判定となったものの、CKとFKから2度もゴールを許すなど、セットプレーの対応に不安が残る結果となっていた。
イギリス『BT Sport』の解説者として試合の中継に参加したファン・ペルシ氏は、アーセナルが長年抱えるセットプレー時の対応について、懸念を示した。
「シェフィールド・ユナイテッドはCKやFKなど、セットプレーからアーセナルを脅かしていた」
「最初にノーゴールの判定となったプレーは、明らかにオフサイドだったが、アーセナルを攻めるなら、セットプレーが一番効果的だろう。4、5カ月前にもこの話をしたが、アーセナルは未だにセットプレーに弱い」
「トロフィーを獲得したいと思っているなら、この問題を解決しなければならない。マークにしっかりつく方法を見つけなればならない。マンマークをするかゾーンマークをしなければならないが、彼らは未だにそれをやっていない」
「アーセナル、そしてミケル(・アルテタ監督)にとって重要なのはセットプレーの問題を解決する方法を見つけることだ」
「これを治すにはメンタルを鍛えるしかない。私がリオ・ファーディナンドやネマニャ・ヴィディッチと対戦したとき、彼らは死ぬ気でボールを止めに来ていた。ボールをブロックするためなら自分の顔だろうがなんだろうが、全てを使ってコースを塞ぎにきた」
「そういうメンタルがトロフィーを勝つためには必要なんだ。正直言って今アーセナルからそういうものは感じられないし、ずっとこの話をしている。私がアーセナルにいた頃からこの問題はあった」
「ボールを止めるためなら、全てを投げ出すようなDFが必要だし、そういうタイプの選手を探すべきだ」
「彼らが下手だと言っているわけではない。ただトロフィーを勝ちたいのであれば、もっと上のレベルにいかなければならない」