メジャーリーグ・サッカー(MLS)は28日、7月上旬の再開を控える中、現時点で選手18名、スタッフ6名の計24名に新型コロナウイルス(COVID-19)の陽性反応が確認されたことを公表した。 今年3月1日に開幕を迎えたMLSだが、新型コロ…

メジャーリーグ・サッカー(MLS)は28日、7月上旬の再開を控える中、現時点で選手18名、スタッフ6名の計24名に新型コロナウイルス(COVID-19)の陽性反応が確認されたことを公表した。

今年3月1日に開幕を迎えたMLSだが、新型コロナウイルスの影響によって第2節を消化した3月12日から長期の中断に入っている。

その後、通常通りのシーズン消化が困難と判断したMLSは、オールスターゲームを含む3つのカップ戦の開催中止と共に、7月8日からフロリダ州のオーランドにあるウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートに全26チームを集結させ、無観客でのサマートーナメントを開催することを決定した。

これに先駆けてほぼ全クラブが今月に入ってトレーニングを再開。その中で練習再開の72時間前から選手に2度のPCR検査を義務づけ、練習再開後も2日おきにPCR検査を実施してきた。

MLSの発表によると、ここまで668名の選手がPCR検査を受けており、陽性率は2.7%となっている。また、すでにトーナメント会場となるフロリダ入りしている329名を対象に行った検査では2名に陽性が確認されているという。

なお、MLSは現時点で開催の可否や日程に関して変更を行う意向はないという。また、6月30日以降は1日おきに検査結果を公表していく予定だ。