セリエA第28節、サンプドリアvsボローニャが28日に行われ、1-2でボローニャが勝利した。サンプドリアのDF吉田麻也は74分から出場し、ボローニャのDF冨安健洋はフル出場している。 再開後のインテル戦、ローマ戦と連敗し、降格圏の18位レッ…
セリエA第28節、サンプドリアvsボローニャが28日に行われ、1-2でボローニャが勝利した。サンプドリアのDF吉田麻也は74分から出場し、ボローニャのDF冨安健洋はフル出場している。
再開後のインテル戦、ローマ戦と連敗し、降格圏の18位レッチェと1ポイント差の16位サンプドリア(勝ち点26)は、吉田が4試合ぶりにベンチスタートとなった。
一方、再開初戦となったユベントス戦に敗れた11位ボローニャ(勝ち点34)は、ユベントス戦でもC・ロナウド相手に好プレーを見せた冨安が引き続き右サイドバックで先発となった。
立ち上がりはボローニャがボールを持つ展開となったが、徐々にホームチームのサンプドリアが盛り返したことで、一進一退の攻防が続いていく。
膠着状態が続く中、34分にサンプドリアに決定機。しかし、浮き球パスに抜け出したラ・グミナのボレーシュートはGKスコルプスキの好守に阻まれた。結局、前半のチャンスはこの1シーンのみと堅い試合展開のままゴールレスで前半を終えた。
迎えた後半、サンプドリアが引き続き押し込む展開となった中、64分にはヴィエイラのミドルシュートでゴールに迫った。
しかし、劣勢が続いていたボローニャが70分にPKを獲得する。カウンターに転じた流れからボックス右に侵入したオルソリーニがムッルに倒された。このPKをバロウが決めたボローニャが先制した。
失点後、トネッリの負傷を受けて吉田が投入されたサンプドリアだったが、直後の75分にボローニャが加点する。バロウがドリブルでボックス左に侵入してクロスを上げ、オルソリーニが頭で押し込んだ。
終盤の88分、サンプドリアが反撃の狼煙をあげる1点をボナッツォーリが挙げるも、ボローニャが逃げ切り。中断を挟んで5試合ぶりの勝利を飾っている。